整食法は節エネルギー法
先日、西伊豆の温泉に両親と家族旅行してきました。美しい風景に出会い、温泉に気持ちよく入り、美味しいものをたくさん食べてきました。
旅館(喜代次館さん)の食事も、海の幸をつかった、それはそれは美味しいものでした。
朝食も、もちろん私、ぱくぱく美味しく食べました!
ご飯に、味噌汁、鰺の干物、お豆腐、温泉卵、海苔、イカのお造り、生シラスサラダ、お漬け物等々。
炭水化物が大好きな私、ご飯1杯でやめておこうかなと思いましたが、結局、ご飯のお代わりもしてご飯1杯半食べました!(旅館の朝食は別腹モードな感じ)
上げ膳据え膳で供されましたので、私はもちろん楽々美味しく食べました。でもでも、これが毎日毎朝続くとしたら?!と改めて思うと、そしてさらに、私がこれを毎日毎朝供する側に立つとしたら?!と改めて考えると、きっと私は朝食は要らないと本心で本気で言うでしょう。
食事に費やすエネルギーは相当なものです。作るエネルギー、食べるエネルギー、消化のエネルギー、後片付けのエネルギー、献立を考えるエネルギー、食材調達のエネルギー、食材を蓄えておくエネルギー、余った食べ物を捨てるエネルギー、ひいては食べ過ぎて体調を崩してしまうエネルギー等々。
少なくとも朝食を水分食のみにすることで、あるいは朝食を食べずに1日2食にすることで、あるいは時には1日1食にすることで、食事にむだに費やすエネルギーを節約することができます。
もちろん成長期にある子供たちは1日3食食べたいだろうし、実際、食べるだろうし、食べる必要があるでしょう。
そして、成人し生殖期にある大人にとっては、1日2食が必要かつ適当。
そして更年期を過ぎたら、1日1・5食くらいがちょうどいいのではないか、と私は考えています。
私は整食法を日々実践しているおかげで、
食べる時は食べ、食べない時は食べない。食べなくても大丈夫。食べないほうが私は元気で、心と体を自由自在に働かせることができるという、安心感と自身が身につきました。
整食法とはすなわち整心法です。食を整えることで、日々の生活に時間的・金銭的・空間的、さまざまな余裕が生まれ、その結果、心にゆとりが生まれます。整食法を実践することで、生き方がシンプルにスムーズになっていきます。
東日本大震災以降、電力不足が懸念され、今夏は一層の節電、節約、節エネルギー生活を求める声が、官民の各方面から挙がっていますが……。
整食法は節エネルギー法であり、整心法。
自力整体整食整心法・日々の実践者の私としては、ごくごく自然の当たり前の生活をこの夏、これからも続けていく所存です。