「ショコラ」ふたたび
きのうBSで「ショコラ」を再び観ました。
前に観て記事を書いたのは2005年3月。
⇒https://chiiko.cocolog-nifty.com/chiiko/2005/03/post_71.html
店の扉はいつも開いていて、誰でも出入り自由。 誰が来るかは、その日その時にならないとわからない。 誰も来ない日もある、にぎわいの日もある。 来るもの拒まず、去るもの追わず。ジュリエット・ビノシュとジョニー・デップが愛の放浪者を演じています。
店の扉が、彼女の心の扉の象徴として描かれています。
この映画ってハッピーエンドだったかしらと、昔の記憶を思い起こしながら、でも完全には思い出せずに、わくわくドキドキ、せつなくなったり、ときめいたりしながら、2度目観ました。
8年ぶりですからね。
大まかな筋や思い出の細部は覚えているけれど、忘れてしまっているところも多いです。
いい映画だったから、2度目も観たいし、2度目に観て、また新しい思いが生まれてきます。
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この映画のもう1つのメインテーマは、旅。今回、強く思いました。
旅する人がたくさん出てきました。長いこと帰ってこない人もいます。新たに旅に出る人もいます。
家のなか、村のなか、ひとところで旅をしている人もいます。
人は帰るために旅をする。ふたり、たどり着いてよかったねと、思いました。
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ビノシュとデップの心の扉、私とあなたの心の扉。
きしむ扉の音。直しても直せない扉。
あれから随分時が経ちました。旅にもたくさん行ってきました。もしかしたら時が直してくれたかも。
扉、再び開けてみたい気がしています。
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きょうもよい一日を!
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