『マジョモリ』梨木 香歩 著・早川司寿乃 絵
こんにちは。お元気ですか。私はおかげさまで元気です!
師走に素敵な本に出会いました。
ある朝、つばきのもとへ、森への招待状が届きます。
「まじょもりへ ごしょうたい」
読み終えて、この1年の母とのこと、今までの母とのことを自然と思い出しました。
読みながら思っていたのは、不思議と今の自分のことでしたが。。。
今年は母に3回会いました。
一緒にいた時間も、結婚して私が家を出て以来、もしかしたら一番長かったかもしれません。
1回目は6月末、恒例の夏の家族旅行のために、帰省した時でした。
その時は、もしかしたら今年はもう帰れないかなと思いつつも、でも、できたらもう一度会いたいという願いと思いをこめて、「また秋には帰るけん」と言って別れました。
そしたら、9月の終わりに母が入院することになって(結果1カ月)、入院と退院の時に、それぞれ1週間ずつ帰省しました。
母の入院はとても悲しいことで、とてもつらかったですが、母と一緒に過ごすことができ、身の回りの手伝いをすることもできました。こんな私でも母のためにできることがたくさんありました。話もいろいろたくさんできました。
不幸のなかに幸せがあるというか、幸せのなかに不幸があったというか。
そう気づいて、複雑な思い、そして深い感謝の気持ちがわきおこりました。
母の入院は、今年、私に届いた招待状だったのですね。
来年、私に届く招待状って、何だろう。
すべては必要だから起きること。
楽しみに待っていようと思います。
きょうもよい一日を!
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