« 『往転-オウテン』@世田谷パブリックシアター・シアタートラム | トップページ | 2012年、昇る年。 »

2011.12.05

「君と歩いた青春」

11月26日から30日まで愛媛の実家に帰っていました。四国は東京からは永遠に海の外?!なので帰る手段はいつも飛行機です。飛行機に乗るのは正直あまり好きではありません。万一にも落ちるわけないのに、でも万一かは落ちるかもしれないので。まだまだ覚悟ができていない私です。それに今回はひとり旅。羽田空港の出発ロビーでぽつんと椅子に座って出発を待っている時は、心細かったです。

そして搭乗。私を癒して励ましてくれたのが、ANAの機内放送でした。懐かしの歌謡曲&フォーク&ポップスをオンパレードで行きも帰りもずっと聴いていました。ルビーの指輪・色づく街角・シルエットロマンス・冬が来る前に・ガラスのジェネレーションet cetera。

中でも一番じんときたのが、太田裕美さんの「君と歩いた青春」。今まで伊勢正三と風でしかこの歌を聴いたことがなかったので、太田さんのこの歌い方、このバージョンは、新鮮でした。すう~っと私の心に入ってきました。女心で歌う「君と歩いた青春」。切なさと哀しみ、優しさと愛しさが、よりストレートに伝わってきます。私が一番好きなフレーズは「君と初めて出会ったのは僕が一番最初だったね~」というところ。やはりラストは泣いてしまいました。

君と歩いた青春
やはり帰るなと、もっと止めてほしかったのかも。帰るなと、もっと止めたかったのかも。

幕は閉じても歌はつづいています。

12ページの詩集に収録されている曲です。
12ページの詩集

|

« 『往転-オウテン』@世田谷パブリックシアター・シアタートラム | トップページ | 2012年、昇る年。 »

コメント

ご無沙汰しています。

一人で飛行機乗ったんですね。
私は一人で乗れるかなあ。やはり私も飛行機怖いです。

「君と歩いた青春」は、私はどちらかというと太田裕美さんバージョンで聴いたかな?

少し前、地元の会館で、伊勢正三さん、ハイファイセットの山本潤子さん、尾崎亜美さんというユニットのコンサートがあったらしいです。
友人が行って「よかった」と言っていましたが、私も行きたかったです!

投稿: ケララ | 2011.12.13 21:46

ケララさん、おはようございます!
1人で飛行機は久し振りでした。
ずっと前は1人が多かったのにね。

前に1人で乗り越えていたことが、
今は1人ではちょっと心細くなっている。

それって、いよいよ私が大人になってしまったということかもしれません。

きょうもよい一日を

投稿: chiiko | 2011.12.14 06:29

またまた
ずいぶんご無沙汰しています。

すごくいい歌ですね。
そして彼女の雰囲気にピッタリですね。
木綿のハンカチーフの時代が甦って来ました。

私の世代にはなかった?
あったよね。でもまったく知らなかった。

私はもう故郷には帰れないかも知れません。
chiikoさんのご実家は私とこと同じみかんの名産地…
うちは長男の私が出てしまったから…

今月のあすなろの詩には
その想いが溢れ出しそうです。

でもみんな元気だから
それがせめてもの救いです。

chiikoさん
どうぞ良い年をお迎えくださいね。

投稿: トシャマル先生。 | 2011.12.25 11:02

トシャマル先生さん、おはようございます!

太田裕美さんが歌う「君と歩いた青春」
今の私の心には、すっと素直に入ってきます。
あの頃には出会えなかった歌に、今出会えてよかったなと思います。

歌っていいですね。

トシャマル先生さんの心は故郷と温かくつながっているなと感じますよ。
想い、もっともっと溢れ出て満ちていきますように!

今年もどうもありがとうございます。
トシャマル先生さんも、どうぞよい年をお迎えください

投稿: chiiko | 2011.12.26 08:45

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「君と歩いた青春」:

» ふるさとの山 [あすなろの詩]
「1.機関紙あすなろ255号表紙ブログ版.pdf」をダウンロード ススキの原と夕 [続きを読む]

受信: 2011.12.25 11:02

« 『往転-オウテン』@世田谷パブリックシアター・シアタートラム | トップページ | 2012年、昇る年。 »