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2011.11.20

『往転-オウテン』@世田谷パブリックシアター・シアタートラム

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『往転-オウテン』を観てきました。

舞台は突然暗転。暗闇から始まります。
ある夜、それぞれの転機が1台のバスの中で遭遇した。
遭遇の嵐。人生が横転しそうで横転しない。

横転とは、横転するのか、横転させるのか、横転させられるのか。つまりは同じことなのかもしれません。
私は転じて、往転していきたいです。

世田谷パブリックシアター・シアタートラムにて◇
◇2011年11月06日(日)~2011年11月20日(日)◇
◇公演情報⇒http://setagaya-pt.jp/theater_info/2011/11/post_249.html

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2011.11.12

『キャリアショック』高橋俊介著

キャリアとは、訳せば人生・仕事・役割であり、生き方・働き方であり、もっと訳せば、その自己表現の仕方である。すべての人にキャリアがある。成功も不成功も含めてキャリアであり、できればその日その時ハッピーなキャリアを生きていきたいと私は今、思っています。


キャリアショック ―どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるのか? SB文庫
キャリアショック ―どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるのか? SB文庫

2000年刊行『キャリアショック』単行本の文庫化本。 キャリアに対してショックを感じていた私にとっては、キャリアに対するショックが読んで和らぐ本でした。

今のキャリアショック時代到来を予見している今まさに新しい先見の書です。

キャリアショックとは、「自分の描いてきたキャリアの将来像が、予期しない環境変化や状況変化により、短期間のうちに崩壊してしまうことをいい、変化の激しい時代に生きるビジネスパーソンの誰もがそのリスクを背負っている、きわめて今日的なキャリアの危機的状況をいう」と著者は書いています。

ほんとうにそうですよね。私は果たしてビジネスパーソンか?!と問われれば、イエス、生きていく人は皆、ビジネスパーソンよ!として私は読み解きました。今世の中にある仕事、今自分がやっている仕事、今自分が果たしている役割が永遠に今の形であり続けるわけはない。

これはショックでもあり、朗報ではないでしょうか。今の仕事・役割を永遠にする必要はなく、今の仕事・役割に永遠に縛られる必要もないという意味で。

自分で自分の人生を切り開くには?!

やはり今の状況、今の周囲の支援、今の自分自身を明確に見た上で、今の仕事・役割を丁寧に日々やり終えること、そして次に見えている山への道筋を立てて(自分の生き方・働き方を大切にして)、明日へ向かって歩んでいくことだ、と私は読んで思いました。

キャリアショックは、ショックのパア~とただ恐れるばかりのものではない。道筋を持たない人にはクライシスでしょうが、道筋を持てばチャンスになり得る!と勇気づけられました。


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