夏の観劇。新作・音楽劇『リタルダンド』
『リタルダンド』を観劇してきました。不協和音がやがて和音を奏でる音楽劇。「リタルダンド」とは音楽の速度標語の1つで、「次第に遅く」。
愛する人が壊れていく。記憶が壊れ思い出も壊れていく。できるなら、お願い、もっとゆっくりだんだんと。物語は不協和音で始まり、やがて美しいメロディーを奏でて終わります。そして続いていきます。壊れても壊れないものがある。壊れないものを大切にしようと思いました。芝居で、私、これほど涙あふれこぼれるとは。リタルダンドは人生標語の1つなのかも。夏の観劇、どうもありがとう。
◇渋谷パルコ劇場にて7月31日まで上演中→http://www.ritardando.jp/?page_id=17
◇8月には名古屋、大阪でも上演
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