落ちても落ちなくても無事に元気に生きて帰ってこられた日
きのうは日本橋三越に『進水100周年タイタニック号展』を見に行きました。その後、市ヶ谷に電車で移動して用事を済ませてから、ぶらぶら街を歩き始めて、ふと千代田区立・四番町図書館に立ち寄ったりして、さてさてもう少し歩いて、それから電車に乗って帰ろうかと、東郷坂・行人坂を歩き、ちょうど坂を登りきったところあたりで地震に遭遇しました。地面の揺れがすごかった。アスファルトの歩道がぐらぐら地下からうねるように揺れて、立っていられないほどでした。
大きな揺れが収まってからは、とにかく家に帰らなくちゃと最寄りの地下鉄駅に一時向かいかけましたが、なんとなく私は地下に潜るのが嫌だったので、JR市ヶ谷駅を目指しました。しかし電車はもはや動いていなかった。電車復旧まで歩くしかない。たとえ家まで歩くことになっても私にとって歩けない距離じゃない。自力で帰れる。
結局、家まで2時間半かけて歩いて帰りました。幸運なことに夫と一緒だったし、単行本サイズの東京地図も持っていたので、最短距離で帰れました。夕暮れ前には家に辿り着けました。
家も大丈夫でした。本棚から本が数冊、あとは軽い置物がいくつか落ちていたくらいでした。まだ余震が時々あるので用心して過ごしています。皆さん、大丈夫ですか。私は大丈夫です。
皆さんの無事を心からお祈りしています。
被災された方々、心からお見舞い申し上げます。
生きていられること、また会えること、それが何よりです。
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