菜の花と半分の月と春一番が吹いて
昨日、東京は春一番が吹きました。月も下弦で半分の月で、きっとだからでしょう、あれよあれよという間に不思議なことが起こった日でした。携帯が鳴ってふいに初めて会うことになった人が春一番のような人で、なかなか答えの出なかった私の2月の気持ちに春一番をもたらし、夕方帰宅すると、来るはずのなかった伊予柑がふるさとから届き、さらに夜には近所の方がお引っ越しのあいさつに来られて初めてではない不思議な縁を感じて、そのほか思わぬ知らせも幾つかいただき等々、出会った人や風はみんなみんな暖かかった。やっぱり今日は春一番の日だったんだと帰結しました。見えてないものが見えた日、わかった日。でも、依然として見えないもの、わからないものも厳然とあると確信した一日でした。
2月初めには春をもとめて南伊豆に菜の花を見に行きました。河津桜はまだ0・1分咲きでしたが、今日あたりは河津桜のピンクと菜の花の黄色が映えて美しいでしょう。
南伊豆では他にもいろいろ行きました。伊豆山神社で頼朝と政子の石に坐ったり、石廊崎最突端にある熊野神社に再訪、神頼みしたり、韮山反射炉も見てきました(茶摘みはしませんでしたよ……)。
2月はほんと答えの出ない答え待ちの月でしたが、春よ来い春は来ると願いつつ心の準備を始めて生きたいです。
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