私はむつかしい
それは簡単なこと
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夏が始まった。きのうは横浜の花火大会だったようで、ドドーンドーンと部屋の中まで音が響いてきて、あっ花火だとベランダへ飛び出したら、花火そのものは見えなかったけれど、さらに音が大きく聞こえて、私は鶴見川、多摩川と越えてここまで渡ってきた遠くの花火に感謝し、思いを馳せた(それは私の移動履歴とも重なっている)。
夕べはまた東からの風が心地よかった(昼間はあんなに暑かったのに)。カーテンが風に吹かれて、窓の外に夜の闇が見え、夏の音が聞こえ、そんな状況で過ごしていると何ともいえず切なくて、夏の終わりも切ないけど、夏の初めも切ないなと感じた。広がっていくものに対する怖さと期待、不安や希望もろもろ。夏休みの8月最終週に、例えば日曜洋画劇場で9月の予告編とかを見た時に感じる切なさが、終わる切なさとして、今感じているのは、始まったばかりの切なさ。
昔も今もちっとも変わらない。でも今と昔、確実に変わったこともあるように思う。どっちなんだろう。どっちもどっちだ。
きのうもいろいろあった。最近の私はいろいろ有り過ぎている。しかもその状況は他の誰でもないこの自分が作り出している。月は欠けても満ちても、つまりは満ち足りているのだと閃きかけた、きのう夏の初め。
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