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2006.07.31

夏の大海

眠り眠る
眠らなかった分
眠り眠った
あなたの分まで
眠りは泉のよう
こんこんと湧き出て
私は夏の大海に
泳ぎ出ていた

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2006.07.29

ナイトウォーカー

            Nightpark
       私も夏は時々ナイトウォーカーになる。

ユーミンのNIGHT WALKERを口ずさむ。恋を失った後の、たよりなく漂っていく感じが好き。終わったようで終わってないようで、終わったことなんかこの際どうでもよくなっていく。「私を置いてゆくのならせめて みんな持ち去って あなたが運んでくれた全てを」

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2006.07.28

大手まんぢゅう

20年ぶりに友達に会った。ずっと年賀状だけでご無沙汰してきた私に会おうといって来てくれて、大感謝。いろいろあった20年間。6時間ではとうてい語り尽くせない。でも、2人とも変わっていないことがわかって、とてもうれしかった。会いたい気持ちとタイミングが今20年ぶりにクロスして、互いに呼んで呼ばれたのだと思う。

お土産に大手まんぢゅうをもらった。岡山の名産銘菓は数多くあれど、私は大手饅頭が一番好き。上質のこしあんと、それをうっすら取り巻く甘酒風味の薄皮。冷やすとさらに美味しさが増す。

思い出すのが四国は久万のおこう饅頭。今さらながら気づいたのは、2つは姉妹のようなお菓子だということ。おこう饅頭にはさらに素朴でひなびた味わいがある。私のあんこ好きの原点ともいうべきお菓子だ。瀬戸内海を斜めにへだてて岡山と愛媛、こんなところでもつながっているんだと、大手まんぢゅうを食べながらしみじみ思った。

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2006.07.27

一夜越しても

一夜越しても
私は変わらない
自信 失望
私は蝶なの
自覚 錯覚
一夜越しても
夢は現実

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2006.07.25

チャップリンの「黄金狂時代」

23日からNHKのBS2で「チャップリン特集」が始まった。連日連夜ほろりとしておもしろい。昨夜は「黄金狂時代」。思えばビデオレンタルして初めて観たチャップリンが「黄金狂時代」だった。冒頭、崖っぷちを楽しげに歩く姿に私、大笑いして、チャップリンの世界に一気に引き込まれていった。

ドタ靴を美味しそうに食する場面、踊り子との夢心地の必死のダンス、夢のなかフォークとロールパンで踊ってみせるチャーリー。真剣に恋する男は何があろうと格好いい。不幸もそれと気づかなければ不幸ではない、人生は喜劇でハッピーエンドなんだよと伝わってくる黄金狂時代。チャップリンは好きですか。私はチャップリン大好きです。

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笑って許してね

わけなく泣きたい時は
カレーがいちばん
だから私のカレーは
たまねぎ限りなく薄くスライス
失恋でもした
そんなわけない
笑って許してね

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2006.07.23

雨宿り

Sancha Amayadori
三茶に行って目青へ行ってキャロットタワーも見てきたよ。
今はしばらくゆっくり雨宿りね。

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心象写真

私の写した写真には
誰かを見ている
あなたを見ている
私が写っている
恋しているんだね
あなた

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2006.07.21

to you for you

To_you Foryou
to you         for you

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2006.07.20

気のない写真

気のない写真を見かけた
ちょっと怒っている
かなり寂しい
にもかかわらず
君がいいなら僕はいい
気持ち感じた
気のせいでしょうか

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2006.07.18

ぴんぼけ写太

Kageneko Dareneko
  ぴんぼけ写太になれるかな
   あなたにはなってほしい
   私はねこのめシャッター

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2006.07.16

藤田嗣治展

もう2カ月以上前の春のこと、東京国立近代美術館に「藤田嗣治展」を見に行った。この展覧会は現在、京都国立近代美術館で開催中、そしてもうすぐ広島県立美術館へと巡回していく。藤田の絵に私は彼の自由で豊かな内面と、身近なものへの親密な愛の表現を感じて、見るなりすぐにとても好きになった。

『巴里城門』に裏書きされた「デングリ返へしを打ちて喜びたる」との言葉に、私も詩を書いてデングリ返しを打って喜んでみたいと思った。藤田は器用でいろいろな絵を描けた人だったが、ようやくこの絵に至って自分だけの様式を探りあてたと言う。

Fujita彼の作品にもっと触れたくなって図書館で見つけたのが『藤田嗣治画集 素晴らしき乳白色』。私は絵を見る人。私には絵は描けないけど、絵を見ることは大好きで、絵を描く人が大好きだ。絵には一瞬一瞬が幾重にも込められている。その一瞬一瞬が合わさって一枚の絵になる。私はそういう一瞬が好きなのだ。

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2006.07.13

101個目

嫌われることを100個ぐらいした
101個目ができない
まだ好きなんだね 私

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2006.07.11

ココログ・メンテナンスのお知らせ

ココログ・メンテナンスのお知らせです。
予定日時は 7月11日14時~7月13日14時です。
当ブログへのコメント、トラックバックの送信はできません。
どうぞよろしくお願いします。

きょうは山羊座の満月です。太陽はどーんと蟹座。
そして、水星はただいま長期にわたって順調に逆行中。
ここは地味に地道に山の頂きを目指しなさいということかと。

   ………………………………………………………

それで追記です。
ココログ・メンテナンス本日13日13時30分に終了しました。多分。

              0713
        私の空にも久しぶりに青空が戻ってきた。
             ハッピー・ブルー・スカイ

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2006.07.10

『蜘蛛の糸』

               Kumonoito
   海が見たくて海に行ったら突堤の先に蜘蛛の糸を見つけた。

思い出すのが先月、朗読講座で読んだ芥川龍之介の『蜘蛛の糸』。地獄の空へ垂れてきた一筋の蜘蛛の糸。それはお釈迦様が一人の男を救わんとして天上から下ろしてくれたものであったが、自分だけが助かりたいと男が思った途端に、糸はぷつりと音を立てて切れてしまった。教訓めいた話や説教くさい話には反発してしまう私だけど、芥川のこの話は素直に心にしみ入り、深く首を垂れたのでした。

               2line
   最近、青空に出会えない。プリーズ、青空、カム・バック。

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2006.07.07

ノーメイク・ノーマインド

あなたは時々描いてくれた
一筆描きの似顔絵
構えないでいると そっと構えて
遊ぶような目 真剣な手
さらさら どきどき
さらさら わくわく
ノーメイク ノーマインド
世界の誰より私に似ている

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2006.07.06

フィーゴとジダン

朝、目覚めたらサッカーのある幸せ。今朝4時起きで見たポルトガル対フランスは、今大会で一番胸踊り心ときめく試合だった。前半45分ロスタイム1分後半45分ロスタイム4分、すべての瞬間がいとおしく、いつまでも見ていたかった。

フィーゴとジダンは私の愛しきファンタジスタ。拡大解釈すれば私のために闘ってくれたようなものだ。できるなら決勝でふたりを見たかった。ラスト、ポルトガルはキーパーも上がって攻めて攻めたけど、非情にも終了のホイッスル。どちらからともなく歩み寄り、キャプテンマークをとって抱き合うフィーゴとジダンは途轍もなく美しかったよ。

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2006.07.05

酷なひとこと

そこのおふたりさん
もっと近づいてって
酷なひとこと
もうこれ以上
近づけないのに

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六月の空

99%の決断を1%の気持ちが覆す
涙は100%にならないと零れない
そんなことも感じた 六月の空だった

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2006.07.03

女と女と男には

女と女 わかってしまう
女と女 わかりあえない
それをも越えて
あなたとはわかりあいたい
男には そこのところがわからない

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ハッピーセブン

Summer_1 Walk Moving_1
七月が始まった。七月は星の子たちの月。ムービングオプション? 行く先は各人自由。ハッピーセブンでありますように。

            Julysky
      最近心に響くのは鬼束ちひろさんの「Sigh」
         今は遠くへ行っているあなた。
     時々でいいので存在のサインを示してください。

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