靴の夢
靴を買おうと街に出かけようとした時
私を呼びとめる人がいました
クラスの友人です 明るい声の人です
「K君を街で見かけたの きのうよ
髪の長い女の子と楽しそうに歩いてたの」
そして彼女は帰ってゆきました
脈絡のない話をいくつか残し
明るい笑顔を残し
靴の夢は何度もみました
色は黒 形はローファーです
靴を買ったら真っ先にあなたの部屋へゆき
手作りのパイを届けるつもりでした
あなたはゆっくりとコーヒーの豆を挽きはじめ
私はゆっくりとカップをあたためるのです
音楽はあなたの好きなボリュームで
そっと聴かせてほしかった
そんな夢を見ていたのです
靴はまだあるかしら
ひっそりとウインドウのかげで
誰からも目を向けられることなく
涙を流してはいないかしら
ごめんなさいね
私の靴 あなたのためだけの靴
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コメント
chiikoさん、こんにちわ!
靴の夢ですか~。
なんか素敵ですね。
私は、身近な人が出てくる夢が多くて、
いつも笑われます。
色は黒、形はローファーですか。
その夢の先に大事な人がコーヒーの豆を挽き
chiikoさんはカップをあたためてる・・なんて~、
素敵な夢でしょう。
投稿: うさうさ | 2005.11.24 16:01
こんにちは。
長い髪の女の子と楽しそうに歩いていたと言われても、すぐにあきらめちゃダメだ!
実は、妹かもしれないよ!
なんて他人には言えるのだけど、私だって、好きな人のそういううわさを聞くと「ああ、彼女がいたんだ・・」って一人で涙を流す娘でした。
でも、あとからよく話を聞くと本当に「妹だったのに・・」という感じのことがありました。
彼には特定の女性はいなかったのです。
それなのに、私が一瞬でも彼を疑ったことがきっかけでその恋は私の手を離れていきました。
あの頃は「彼を信じてあげればこんなことにはならなかったのに」と自分を責めました。
今思い返すと「肝心なときにお互いの気持ちが微妙にすれ違ってしまったのだから、やはり彼とは縁がなかったんだ」と感じます。
この彼女は結局どんな靴を買ったのかしら・・。
とても気になります・・。
では、また(^.^)/~~~
投稿: ケララ | 2005.11.24 16:31
うさうささん、どうもありがとうございます!
身近な人が出てくる夢が多くて、笑われますか。
夢と現実、ダブルでハッピーでいい感じ。
あなたがコーヒーの豆を挽き、私がカップをあたためる。
この場面、私も好きなんです。素敵でしょ。
我ながら夢心地。永遠の夢。
ではまた! うさうささん、よい夢を見てくださいね。
投稿: chiiko(うさうささんへ) | 2005.11.24 18:48
ケララさん、こんばんは!
そうよね、あきらめちゃだめよね!
若さゆえ悩み、若さゆえ傷つき、若さゆえあきらめてしまったようです、この彼女。
確かめる勇気、信じる勇気を奮い起こしてほしかったですね。
ケララさんの恋のお話、教えてくれてどうもありがとう。
彼とは恋の縁はなかったものの、今のケララさんへと導いてくれたのではないでしょうか。
靴の夢の続編はないのですが、私はハルタの茶のローファーを買いました。
ではまたね! よい夢を。
投稿: chiiko(ケララさんへ) | 2005.11.24 19:03
chiikoさん こんにちは
素敵な物語のようですね
でも、ちょっと・・・・
呼び止められたり 届けられなかったり
たいへんですね
夢の靴 サイズを合わせてみましたか
買わなくても お店に行って
もう一度 触れてみるだけでもいいのかな?
でも、貴女の靴だから いいのかな?
その日の夜 夢の流れが変わるような
きっとシンデレラのように
素敵な物語が始まるような気がします。(笑)
投稿: 野の木 | 2005.11.25 03:34
野の木さん、こんにちは!
素敵な物語は、私の場合、
山あり谷あり、大波小波、大変なことがつきもののようです。
野の木さんの提案、グッドアイデアです。
もう一度お店に行ってみればいいのですね。
確かめないことには何も始まらないです。
夢の流れを変えて、素敵な物語を再び始めてみたくなりました。
どうもありがとうございます。
きょうもよい一日を。ではまた!
投稿: chiiko(野の木さんへ) | 2005.11.25 07:02