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2005.11.30

音楽座

私は音楽座が好き。音楽座のミュージカル、音楽座の人たちがとても好きでした。最初の出会いは「ヴェローナ物語」。奇想天外な展開、すばらしい歌と踊りに大感激してファンになりました。そして「とってもゴースト」「チェンジ」「マドモアゼル・モーツァルト」「アイ・ラブ・坊っちゃん」「リトル・プリンス」「泣かないで」「星の王子さま」。もともと私はミュージカルや演劇をあまり観ないのですが、音楽座の公演はよく観にいきました。「アイ・ラブ・坊ちゃん」が一番思い出深いです。漱石&鏡子の「通じない心」のデュエット、漱石がキャッチボールする場面、清&坊ちゃんの「青い空 青い空 あなたの町までつづく 青い空 青い空 あなたの笑顔が浮かぶ」。もう一度観たいけれど、もう観られないだろうなとずっと思っていました。音楽座のミュージカル、また再び観ることができるんですね。始動おめでとうございます。

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2005.11.29

あきらめない

あなたのことは
あきらめた
とうのむかしに
あきらめた
何度も何度も
あきらめた
手放しの喜び
今は知るとき
あきらめない
ことを知るとき

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かける月

かけてゆく かけてゆく
欠ける月 追いかける月
欠ける月 思いかける月

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2005.11.28

勧進帳

きのうの「義経」は安宅の関、弁慶一世一代の大舞台でした。勧進帳ってこういうことだったのかと事の次第を無知な私に教えてくれました。人生、時には大芝居をうつことや大見えをきることも必要で、肝心なものはむやみに人に見せてはならないし、見えないからといって消えてなくなるものではないのだとも。安宅の関は人生の関。人の情けと厳しさと、強さ、優しさ、そして静の笛が義経を救いました。生きてこそ、生きていればいつかまた会える。声なき声が響いていました。

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2005.11.26

影絵プラネットカレンダー

昨年の今頃に出会った浜崎友子さんの影絵プラネットカレンダー。今年一年、毎月毎日楽しませていただいています。来年も毎月毎日楽しみたいと思い、今年はネットで予約注文。2006年分がきのう私の家にも届きました。どうもありがとうございます。浜崎さんの絵は、影絵で灯す心の灯火、なつかしくあたたかく、不思議心をそっとかきたててくれます。本年11月の絵は、母さんギツネと子ギツネが木の葉舞う夕暮れの町を手をつないでお買い物。秋から冬へ、霜月、師走、一日一日を大切に歩いてゆこう、そんな思いの今日この頃です。

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白いシクラメン

白いシクラメン
私の部屋にも
白い雲うかんだよ
ホップ ステップ ハッチ君
ここはどこ そう 空のうえ

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2005.11.25

雲なんよ

雲はどこで見ても
雲かと思っていたけど
ふるさとで見る雲は
ふるさとの雲なんよ

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2005.11.24

靴の夢

靴を買おうと街に出かけようとした時
私を呼びとめる人がいました
クラスの友人です 明るい声の人です

「K君を街で見かけたの きのうよ
髪の長い女の子と楽しそうに歩いてたの」
そして彼女は帰ってゆきました
脈絡のない話をいくつか残し
明るい笑顔を残し

靴の夢は何度もみました
色は黒 形はローファーです
靴を買ったら真っ先にあなたの部屋へゆき
手作りのパイを届けるつもりでした
あなたはゆっくりとコーヒーの豆を挽きはじめ
私はゆっくりとカップをあたためるのです
音楽はあなたの好きなボリュームで
そっと聴かせてほしかった
そんな夢を見ていたのです

靴はまだあるかしら
ひっそりとウインドウのかげで
誰からも目を向けられることなく
涙を流してはいないかしら
ごめんなさいね
私の靴 あなたのためだけの靴

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メンテナンスと半分の月の日

きょうはココログメンテナンスの日です。ニフティからのお知らせによると本日9:00-15:00の6時間、全面停止のメンテナンスで閲覧もできなくなる模様です。見えなくても消えてなくなるわけではないですよね。さらにきょうは下弦の月、半分の月の日。夜半に上がった弓張月が朝には天頂に浮かんでました。きょうもよい一日でありますように。

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2005.11.23

夢みたものは

私の保育園の頃の夢は、花屋さんになることでした。その次は花嫁さん。中高生の頃は、詩人になることでした。拡大解釈すればすべて叶っているような気がします。今現在の夢は、詩人のようなメッセンジャーになることです。これは日々夢の途中で夢のゴールはまだまだ先で、それでいいのだと思っています。私にとって夢のような世界とは、いつでもどこでも自由に瞬時に行ける光の世界。できるならば好きな人の夢のなかへ入っていって、一緒に夢を見てみたいです。

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2005.11.22

生きてきたから

この歳になるまで
出会えなかった
この歳になって
出会おうと決めていた

生まれてきたから
あなたに会えた
生きてきたから
あなたに会えた

あなたに会えてよかった
生きてきてよかった

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2005.11.21

女の火花

きのうは、女の火花が美しく散って舞った日でした。

東京国際女子マラソンでは高橋尚子選手が優勝。高橋選手はすごいです。過去8つのフルマラソン中、6つに優勝。五輪金メダリストでもあり、すでにマラソンの頂点を極めた人なのです。けれど常に上を目指して前へ進みつづけ、2年前にアテネ代表を逃した東京の地に今回ふたたび帰ってきました。そして42.195キロを見事、トップで駆けぬけ、最悪の思い出を最高の思い出にみずから書きかえました。暗闇のなかでも夢を持ちつづけて一日一日、目標をもって生きていくことの大切さを教えてくれました。どうもありがとう。

もう1つの女の火花は、きのうの「義経」。義経最愛の人・静vs.頼朝最強の妻・政子。静は義経への思いと願いをこめて「しずやしず」を舞いました。真に愛する者はなんと強く美しいことか。そして愛する人を命をかけて守る気持ちは政子とて同じこと。最後は「見事じゃ」と心からの賛辞を静に送りました。勝ちも負けもない闘い。静も政子も見事な勝者です。遠く離れた義経に静の声もきっと届いたはず。しかし、しずやしず、せつなくてせつなくて、涙なしには見られませんでした。

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2005.11.20

ただいま

denshamonmachi



ふるさとは
すべてがのどかに満ちている
ただいま
あなたのもとに帰ってきました

しばらく帰省してました。父も母も兄もふるさとも相変わらずで一安心です。お互い日々歳をとり日々の変化はあるのですが、何とかみんな大丈夫。家族って久しく会わなくても会えばじきになじむものですね。私を除く家族3人はみんなおしゃべり。言葉のパワーはすごいです。言葉のシャワーのなかにいるだけで私もリズムに乗れて元気になりました。またマイペースでchiiko通信がんばっていきまっしょい。

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2005.11.15

どんな顔

どんな顔して会えばいいのだろう
こんな顔の私
どんな顔するだろう
こんな顔の私を見て
もとはあなたのなかにいた私
幸も不幸も何も言わずに
受けとめてくれますか
抱きしめていいですか
もうすぐ会いにいきます
おかあさん

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カタルシス

仕事しながら
泣いたことありますか
私はあります
だれも気づかなかった
だから泣いた だから泣けた

ふとあふれきた涙は
私を伝って零れて消えた
語ることのないカタルシス
いつか語られる日のために

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2005.11.14

最新ポイント

今の私は
絶好調と思いきや絶不調
もはやこれまでのネタ切れポイント

こういう時に頼りになるのは無二の友
そんなひと私にいたかしら
いたいた 過去の私

思うに過去の私はすごかった
でも暗かった 満ちてはいたが
光が当たっていなかった

無二のふたりが時空を超えて
光を当て会う今がその時
最新ポイント

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おでんだね

きのうは二日目のおでん。二日目がおいしいものは他にもたくさんありますが、二日目のおでんは格別です。わがやの定番のおだんだねは、じゃがいも、大根、こんにゃく、厚揚げ、卵、ちくわぶ等々。そして絶対欠かせないのが牛すじです。しかしこの調達がいつも悩みの種で、いつものスーパーにいつもあるとは限らず、牛すじを求めて彷徨うこともしばしばです。小さい頃はおでんに牛すじは当たり前のように入っていたけど、ところ変われば食文化も変わるということでしょう。反対に、ちくわぶは関東に来て初めてその存在を知り大好きになりました。とにかくおでんはだしが命。二日目には昆布と牛すじのうまみが絶妙にあわさって、さらにいい味を出してくれます。

ところで「義経」をここのところ毎回欠かさず見ています。きのうも感動すごかった。タッキーの義経は一語一語が決めぜりふで一瞬一瞬が決め時で、目が離せません。静も凛として潔くて美しい。静と義経の恋物語を見ているよう。先週は「静よさらば」今週は「夢の行く先」来週は「しずやしず」。どうか史実を越えた奇跡を見せて。

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2005.11.12

明日へ

空は落日直前の
青を見せくれた
明日へのデジャブ
胸に抱き私は
飛び込むの
あしたへ

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2005.11.11

マニキュア

自分の指先を見てきれいだと私はうれしくなります。私の場合、家事をするにも仕事をするにも、爪が長いと手元不如意になるので爪は短くしていますが、マニキュアは大体いつもしています。透明のベース&トップコートだけの時もあれば、かすかにピンクのマニキュアを塗る時も。最近はオルビスの8341番ピンクドラジェを愛用しています。

マニキュアといえば映画「タイタニック」のローズ婦人の真っ赤なペディキュア。いつまでも美しく女でありつづけたいと願う声なき心の声を感じる場面です。今思うに、あれは生きて旅立つための決意のしるしだったのではないかしら。先日、亡くなられた本田美奈子さん、心優しい歌姫でした。最後、足にはペディキュアがきれいに塗られていたそうです。どうか安らかにお眠りください。

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2005.11.10

エアチェック

今日の心模様は
エアチェック
エアチェック

今日の私は
晴れときどき音信不通
ところにより音信

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見あげたら

見つけたよ
今日のあなたの心模様
空のてっぺんトップページに

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2005.11.09

心模様

空の掲示板に
貼りつけておいてくれないかな
今日のあなたの心模様

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冬が来る前に

11月7日はいいなの日、いいないいなと浮かれていたら、立冬でした。暦の上ではもう冬なのですね。もうはまだなり。私の気分はまだまだ秋の、冬が来る前にの気分です。紙ふうせんの「冬が来る前に」を思い出します。「冬が来る前にもう一度あの人とめぐり逢いたい」。なにげなく聴いてなにげなく口ずさんでいたけれど、意味がじんときます。同じ人ともう一度めぐり逢いたいと思う気持ち。それも今。何度もめぐり逢いながら人生は織りなされていくものなのでしょうね。
さて、冬が来る前に、きょう私は久しぶりに美容院に行ってきます。

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2005.11.08

いまがいちばん

kerokero先日開催されたケロロ軍曹のイベントに行ってきました。ケロロの分身が元気に飛び跳ねてました。しかし、タママやギロロのいないケロロはちょっと合いの手不足でパワー半開といった感じも。ところで、先週のケロロ軍曹はとくにおもしろかったです。クルル特製の「人生が二度あれば銃」が暴発して、クルルみずから赤ちゃんに逆戻り。それにしても人生が二度あれば銃って発想がすごいです。この銃の光線を照射すると何でも若返らせることができるのです。(詳細は不明)

私はこの人生において今の自分がいちばん好きで、今の自分のままでいいと思っているけれど、できたら逆戻って会ってみたいドン底の頃の自分がいます。大丈夫よ、マイフレンド、ドント・マインド、大丈夫と言ってあげたいのであります。

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2005.11.07

いいなの日

11月4日がいいよの日なら
11月7日はいいなの日
勝手にそうしていいですか
いいな いいよ
いいよ いいな
そういうのっていいですね

きょうもよい一日でありますように

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2005.11.06

ぽつん

ぽつんとしているね
私もぽつんとしていたのかな
ぽつんとしているとぽつんに気づかない
ぽつんとぽつんは話せない
ぽつんはぽつんの気持ちがよくわかる
ぽつんはぽつんに話しかけたかった

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2005.11.05

ふしぎ

ふしぎ
なにも言葉が浮かばないとき
あなたのページをひらくと
私の言葉が浮かぶ

ふしぎ
なにも言葉を浮かべたくないとき
あなたのページをひらくと
私の心は安らぐ

ふしぎ
でもなんでもない
ふしぎ

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2005.11.04

パンプキンサラダ

かぼちゃのおいしい季節。ハロウィーンにはパンプキンサラダをつくりました。材料はかぼちゃときゅうり。つくり方はポテトサラダとほぼ同じ。種をとったかぼちゃを皮つきのまま電子レンジで加熱した後、実を取りだして、すりつぶし、熱々のうちにバターとレモン汁少々を加えておきます。きゅうりは薄くスライスして塩をふっておきます。かぼちゃの粗熱がとれたら、水気を絞ったきゅうりを加え、マヨネーズ、塩、こしょうで味付けます。パンプキンサラダの私の中の黄金比率は、かぼちゃ2分の1個に対しきゅうり1本。かぼちゃ多めできゅうり少なめにすると、しっとりほくほくカラフルなパンプキンサラダができあがります。

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2005.11.03

蠍座の夢

きのうは蠍座の新月。太陽も蠍座なのでダブルで蠍座。みんながみんな潜り潜って深い海の底に大集合。つまりはそこは海面だったということかしら。最近は眠りが深く、夢も深くて濃くてリアルです。とてもありそうもないんだけど、どこかにありそうな夢ばかり見ています。今は世の中のことよりも夢の中のほうがおもしろい。キリンジ風にいえば世の中いろいろだけど、問題ないね、うっちゃっておくよという感じ。12月のさらなる最深ポイントへ向けて11月もDrive Me Crazy。

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2005.11.02

I transform ふたたび

おりていく
おりていく
だれも知らない
私しか知らない
私も知らない
私のなかの
最深ポイント
光も音も
息も闇も
消えてとまる
私のなかの
最深ポイント
今 ここで
I transform
私は私を折り返す

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2005.11.01

アンジェラ・アキさんの歌

ONE

いま強く惹かれて聴いているのがアンジェラ・アキさんの歌。「ONE」「HOME」。初めて聴いた曲は「We're All Alone」。そのストレートな言葉と歌い方に正直最初、私は意表をつかれてちょっと引きました。その頃は言葉に用心深くなっていて、言葉から遠ざかっていたい時期だったので。でもその実、私の心はリアルな言葉を強く欲していたのでしょう。彼女の歌は私の扉をゆっくり開いていってくれました。

ピアノとボーカルのみのシンプルな歌いかけ。細くもなく太くもない、美しい帯のような声。心からの想いが強く優しく響いて伝わります。日本語とは、かくも美しく懐かしいものなのだと教えてもらいました。

ひとりとかふたりとか、孤独とか自由とか、生きるとか愛するとか、自分とかふるさととか、そういうことを照れずに謙虚に素朴に率直に歌うアンジェラ・アキさん。

彼女の歌を教えてくれたつぶやきまりりんのまりりんさん、どうもありがとうございます。

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美しいループ

最近
眉がうまく描けない
右はきれいに描けるけど
左がうまく描けない
今朝は軌道をかえてみた
そうしたらするすると描けた
美しいループ

きょうの始まりはターコイズブルーの空にオレンジの朝焼け
よい一日でありますように

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