« 2005年6月 | トップページ | 2005年8月 »

2005.07.31

タルト

新橋かいわいをふらふら歩いていたら香川・愛媛せとうち旬彩館を見つけました。2県共同のアンテナショップ。瀬戸内のなつかしい風を感じていそいそと館内へ。香川と愛媛の特産品、産地直送品がずらり並んでいました。讃岐うどん、小豆島のオリーブ製品、松山揚げ、じゃこ天などなど私のお気に入りをたくさん見つけて、ああ、ここに来れば出会えるんだ、とうれしくなりました。

暑くても甘い物が大好きな私。瀬戸内銘菓といえば私は母恵夢(とくにベビーポエムが好き)とタルト。この日はタルトを買いました。数社の製品ありましたが、「針はまっすぐ正直に」の六時屋のタルトにしました。子供の頃タルトはちょっと高級品で、たまにしか食べられませんでした。大人になってから食べるタルト。タルトって、おいしいです。ほのかに柚子風味のする上質なコシアンをカステラで巻きあげていて、和風ロールケーキみたいでいい感じ。この季節、冷やすとさらにしっとりおいしいです。出会えてよかった針はまっすぐ正直なタルト。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

朝ですよ

すれちがったから
つながる糸がある
すれちがうとき
ことばがつなぐ
朝ですよ ご飯ですよ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.07.29

岡本太郎さんと太陽の塔

余は如何にして道楽達人になりしかさんから岡本太郎さん関連の記事をトラックバックしていただきました。今週の土曜日曜と岡本太郎さんのことを扱ったテレビ放映が2本あるそうです。

太陽の塔。私は間近で二度見たことがあります。一度目は幼いころの万博会場で。二度目は大人になってからの万博公園で。どちらの時も太郎さんのことをよく知らなくて、ただぼーっと見上げて眺めていただけだったと思います。とくに一度目はその記憶は曖昧で、果たして見たかどうかも定かではありません。もういちど太陽の塔を間近で見て触れて実感したい。できたら中にも入ってみたいです。

さらに太陽の塔。5月に川崎の岡本太郎美術館へ行ったときには15センチのミニチュア太陽の塔を買いました。これもまた、ただぼーっと見上げて眺めています。小さくても太陽の塔は太陽の塔。過去と現在と未来と3つの顔を持つ太陽に日々しずかに見守られている私。

さらに先月のこと千駄木の往来堂書店さんへ1年ぶりに再訪しました。岡本太郎さん関連の本が充実していました。『美の呪力』『青春ピカソ』『日本の伝統』『芸術と青春』『今日の芸術』などなどずらり並んでいて、私は『自分の中に毒を持て』を買いました。そのまま積ん読状態だったので、そろそろ読む時サイン到来かなという感じです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

コレクトコール

かけちがえたまま
つながる糸がある
こちらからは切らないでいる
いまは言葉が見つからない
いつか見つかるかもしれない

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005.07.28

リアルとレアル

きのうは台風一過で太陽さんさん青い空。私はプチ夏休みでした。みなとみらいで観覧車を見ながら友達とランチデート。みなとみらいといえばとんすけのつぶやきのとんすけさん。記事で紹介されていたLE SALON DE NINA'S クイーンズスクエア横浜へ私も行きました。明太子のクリームパスタはすこし辛めで、パンがあともう一個ついていれば満点なんだけどなと思いましたが、デザートのバニラ味のアイスミルクティは絶品でした。サービスしてくれた女性の笑顔も素敵でした。ランチは12時前の入店がよいかと思います。今度はここで午後のお茶会をしてみたいです。ということで、たくさんおしゃべりしてウインドーショッピングもしてリアルでハッピーな午後を過ごしました。

夜はレアル・マドリードと磐田の試合をながら観戦。レアルの選手は白い風のような人たちだと思います。私はあの白くてキラキラした襟付きのユニフォームが好き。やんちゃな元サッカー少年で今はサッカー青年も、名門レアルのユニフォームを着ると、品行方正な優等生のように見えてくるから不思議です。(私だけでしょうか。)イエロ選手がキャプテンマークをつけていた頃はレアルの試合をよく観てました。親善試合よりもやっぱり真剣試合が観たいとつくづく思いました。

きょうも朝から太陽さんさん青い空。よい一日になりますように。

| | コメント (8) | トラックバック (1)

2005.07.27

白い風

話は突然やってきて
話は突然はじまって
話は突然おわったよ
話のつづきを聞かせてよ
白い風がかけていった

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005.07.26

杉浦日向子さん『江戸へようこそ』

私にも憧れの女性がいます。聡明で美しく輝いて今を生きている人。ずっと先の道を歩いて光のように導いてくれる人。杉浦日向子さんはそういう方でした。憧れの人が逝ってしまうのは寂しく悲しいです。

杉浦日向子さんといえば荒俣宏さん。異質だけれども似たもの同士なお二人だったのかもしれません。何も存じ上げない私がこんなことを今になって言うのは失礼かと思いますが、私も異質で似たものに強く惹かれるところがあるので、お二人のことはひとごととは思えないところがあります。出会いは一瞬で永遠で強烈だったことでしょう。

本棚をさがしたら『江戸へようこそ』(ちくま文庫)がありました。やさしく静かに微笑む杉浦さん。私は1990年発行第4刷を持っています。このころ私は東京を離れていたか、ふたたび移り住んできたころで、もういちど東京へようこそと呼んでくれたような本です。いま私は江戸のつづきの東京に住んでいる。もういちど読んでみたくなりました。

杉浦日向子さん、どうもありがとう。やすらかにお眠りください。

| | コメント (10) | トラックバック (1)

2005.07.25

届きますように

ちがうものが届いた
似たような住所の
似たような名前のひと宛の手紙
光のポストに返しておいた
こんどは届きますように

| | コメント (6) | トラックバック (0)

にたものどうし

風のようなひとに
風のようなひとと言われて
どっちが風なのとはぐらかす
だから風なの どちらも風ね

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2005.07.24

ようなひと

風のようなひと
私は大地に根を張り空を見る
空がまわりまわってくれるから
空を旅するようなひと

| | コメント (4) | トラックバック (0)

もしもそういうことになったなら

遠近両方バランスよく
見えるめがねがほしい
できるなら色も形もないめがね

| | コメント (4) | トラックバック (0)

通販生活

届いたといえば、ことしもカタログハウスから『通販生活ピカイチ事典』が6月末に送られてきました。去年も記事を書いています。ことしはあまり迷うことなくほとんど即断即決、7月の初めに数点注文して、そのうちいくつかの商品がちらほら届いています。(注文時点ですでに在庫薄の商品もあったようで一斉配達にはなりませんでした。)

ロフテーのガーゼはやはりすばらしいです。2年前に買ったパジャマは1着をフルに着回して、ことしはさすがに着用限界を超えてきたので思いきって2着リピート買い。ケットのほうはまだまだ健在で、麻のシーツも健在で、今夏もさらにサラサラさわやかに過ごせそうです。

さらにカタログハウスで愛用しているのがフット楽スリッパ。わが家は全室板張りで、つまりはそれはコンクリートの上を歩いているようなもので、入居直後から足裏や足首がそこはかとなく痛いのが悩みの種でした。このスリッパにしてからは足への負担がほとんどなくなって、ほんと楽。ちょっと高いのが難点ですが(2足で7600円)、ほとんど一日中家で過ごすイエネコな私が丸々4年くらい履けてハッピーだったので、買って後悔はしてません。ということでこちらもリピート買い。

そのほか注文したものもあるのですが、それはないしょないしょということで、私も欲しいものと欲しくないものがだんだん明確になってきて快適・健全な通販生活を送っているなと思う今日この頃です。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005.07.22

届いた

あの手紙は届いていた
やみよ光のポストに託した言葉たち
いま刻一刻と光の矢が届く

| | コメント (10) | トラックバック (0)

見えた

月がオレンジに見えたという 
月がクリームに見えたという
ぼんやり見えた クリアに見えた 
よわりめ かすみめ なみだめ うれしめ
それが距離というもの 時間というもの
ひとというもの こころというもの
見えた 見えたよ きのうの満月

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005.07.21

『小さなお茶会』

私も漫画をたくさん読んで育ちました。祖母が貸本屋をしていたので幼い頃から少女物、少年物、幅広く読みました。『リボンの騎士』は初めて涙した漫画だと記憶しています。小学生になると漫画雑誌を自分で買うようになりました。なかよしよりはリボン、マーガレットよりはフレンドが好きでした。とくに好きな作家は陸奥A子さん、里中満智子さん。 高校生になると私の興味はコバルト・シリーズの世界へと移ってしまい、漫画はあまり読まなくなりました。そのあと唯一好きになったコミックが猫十字社さんの『小さなお茶会』(白泉社刊)です。

続きを読む "『小さなお茶会』"

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2005.07.20

「ハリーとトント」

きのう夕刊にジェラルディン・フィッツジェラルドさんの訃報が載っていました。名前を拝見してもすぐにはぴんとこなかったのですが、出演映画のひとつに「ハリーとトント」を見つけて懐かしくなりました。この映画は心に残るとてもいい映画です。老紳士と猫の物語。観たのは10年ぐらい前の深夜のテレビで、とても静かに観た記憶があります。この映画については語るべきことがたくさんあるように思いますが、私の記憶も遠のいていて、何も語らないほうがいいかなとも思います。もう一度観たい観たいと思ってきょうの日まで来てしまったという感じです。あんな御老人にいつか会ってみたいと心底思ったし、トントにもオスカーをと思いました。ひとり淡々しんしんと観たい映画です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

暑いと

センチメンタルな風はやみ
センセーショナルな風が吹く
夏どこいくの いってみようか 熊の木本線

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005.07.19

日やけは冷やす

私、太陽の光は好きだけど紫外線は苦手です。なのに三連休のはじめの日にかなり大胆に日やけをしてしまいました。顔はそれなりにガードしていたのですが、朝方曇り空だからと気を抜いて、ボートネックのカットソーを着て遠出の散歩へ。家に帰って鏡を見てガーン。首と肩のところを無防備にさらしていたので、ツキノワグマみたいに襟の形に赤くなっていました。後悔先に立たず。でも何とかしなければ。

化粧水をコットンでパタパタしたりスプレーしたり、あとはハンディ氷のう(別名アイスバッグ?)でとにかく冷しに冷しました。このハンディ氷のう。水と氷を入れてふたを締めると水もれもなく水滴もつかず、いろいろな角度で自由自在に冷やすことができて便利です。暑い夜には頭の上とかに置いて眠ると、プチ氷枕&ひとりクーラーみたいでいい感じ。ということで日やけの跡も少しずつおさまってきました。日やけしないにこしたことはありませんが、日やけは冷やすとよいですよ。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2005.07.18

暑くても

暑くても書きたいことのある私パソコンもろとも発火しそうよ

| | コメント (4) | トラックバック (0)

ただそれだけのこと

始めたくて言った言葉
なにかが終わってしまった
ただそれだけではない言葉
また始めればいい
ただそれだけのこと

| | コメント (4) | トラックバック (2)

2005.07.17

今日の空

ハッピーでシャンメリーな青空
あの日の空もそうだった
さきにいくよと旅立った
あとでいくねと見送った
なみだは出たけど青空だった
会える奇跡を信じていた
会えた奇跡と今日の空に乾杯
なみだが出るほど青空なんだ

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005.07.16

3つの太陽を持つ惑星

地球から149光年はるか彼方に「3つの太陽を持つ惑星」発見という心踊る記事を見つけました。太陽はたったひとつと思っていましたがほかにも3つもあったなんて、宇宙はなんでもありということですね。

7月26日はじまりの手帳とノートが手元に届きました。手帳には予定や予感を、ノートには思い出や記憶を書き込みます。だからいま私はもうひとつの大晦日気分です。この一年のことを思い、これからの一年のことを思い、新しい手帳とノートを前に心ワクワクしています。

きのうは午後から晴れて気温も急上昇して、梅雨明けみたいな日でした。今朝はちょっとかすみがかかってモアモアしてますけれど。もうそろそろいいですよね。私のなかでは梅雨はきのう明けました。ほんとうの夏が来たスイッチがカチリと入って、夏のはじまりはじまり。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

つゆは明けたの明けないの明けてるような
こんな日はなにも読まずになにも聞かずに
ほのじになって まどろんでただよってゆく
窓のそとは光化学スモッグ注意報発令中
わたしのなかはひかり化かすみ化進行中

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005.07.15

ふつう

ふつうにあいさつできるようになった
ふつうにはなしができるようになった
いまもドキドキはする それはふつうのドキドキ
この悲しみも いつかふつうの悲しみに
なにがあってもなくっても いまも昔もこれからも
あなたはふつうにすごいひと

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.07.14

温室みかん

きのうふるさとからみかんが送られてきました。今頃のみかんは温室みかん。糖度がとても高いです。不自然なくらいに甘くてコクがあります。とても手をかけて完成された味。過保護なみかんです。ああ、旬のみかんが食べたいとは思うけれど、この夏の時期にみかんが食べられるのだから、やっぱりありがたいと思います。贈ってくれてどうもありがとう。ちょっと冷やして食べると、さらにおいしさが増します。

過保護といえばこの私。子供のころ両親は共働きだったのでいつも一緒というわけにはいかなかったけれど、その分、母は私をとても大切にしてくれました。たくさんのものを与えてくれたし、いろいろなものから私を守ってくれました。そのことにはとても感謝しています。ただ私はそのことでさらされないまま生きてきたなと痛感しています。

続きを読む "温室みかん"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005.07.13

天日

わたしをまるごとさらしてみた
朝のひかりはまぶしく
昼のひかりはたくましく
夕のひかりはやさしく
夜のひかりはやすらかだった

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2005.07.12

「My Revolution」

私にとって愛と青春の女性歌手は松任谷由実さん・大貫妙子さん・白井貴子さん・岡村孝子さん・渡辺美里さんです。いままで渡辺美里さんについてはなぜか一度も記事を書いたことがありませんでした。

いま正真正銘の夏がすぐそこのそこまで来ているように感じます。ほんとうの夏が来たスイッチがカチリと入ると私は美里さんの歌を聴きます。「夏が来た!」「サマータイム ブルース」「遅れてきた夏休み」などなど。美里さんはほんと夏がよく似合います。

美里さんの曲でいちばん印象深くて好きなのは「My Revolution」。はじめてFMでこの歌を聴いたときは、ほんとうにびっくりしました。素直でパワフルな声と歌い方。歌詞もメロディもとても新鮮でした。レボリューションという言葉をこんなにナチュラルにストレートに歌う人がいるんだ、すごいすごいと思いました。とくに好きなアルバムは「eyes」「Lovin' You」。きのうは夏の気分をさきどりしたくて聴いてました。

美里さんのHPを見たら今日はハッピーバースデー。いまさらながら知りました。明日7月13日には美里さんの3枚組のウルトラベストが出るそうです。いまも美里さんはマイレボリューションのなかにいるんですね。この私も、やっとわかりはじめたマイレボリューション。

梅雨明けが待ち遠しいきょうこの頃。あすかあさってかしあさってかどうでしょう。~ほんとうの夏が来た~と心のそこから歌いたいです。

| | コメント (10) | トラックバック (2)

あした誰かと会うの

言われるとドキリとする言葉 言うとドキドキする言葉
じつは言ってほしい じつはなかなか言いだせない

| | コメント (12) | トラックバック (1)

2005.07.11

こころてん

どろどろを さらしてみつめてにつめて
とろとろに するとするするところてん
わたしのことばは こころのところてん

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005.07.09

あなたのためになにができるだろう

なにかしてさしあげたい じぶんの無力を思う
なにもしてあげられない じぶんの力を信じたい

| | コメント (6) | トラックバック (0)

リズムのなみ

くずしたかったリズム くずせなかったリズム
それは一瞬だった くずしてくれてアリガトウ
いま私は 新しいリズムのなみに乗っている
いま私は 新しいリズムのなみになっている

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.07.08

メンテナンスの日

きょうはニフティ・ココログのメンテナンスの日。本日7月8日8:00-11:00までの間トラックバック、コメントの書き込みができないそうです。これまでの経験からいって時間の前後はあると思います。

昨夜のおりひめひこぼしもきょうは宴のあとメンテナンスの日かもしれません。きのうは夕方近くに雨が降り出したけれど夜には雨上がる。かすみの空の雲のまにまにキラリと輝く星が見えました。おりひめひこぼしも会えたのではないかな。来年もまた会えるといいですね。

リアルな話をしますと、昨日の夕食はバーミヤンの宴会コース「中華を満喫コース」を食べました。いまバーミヤンでは四川フェア実施中。味は少しピリカラ風でした。酸辣湯、北京ダック、酢豚などなどアロエ入りマンゴープリンもついてボリューム満点、味も価格もグッドでした。私はなぜかタイで食べた中華料理のことを思い出しました。ロマンチックというより、おなかまんぞくまんぞくな七夕の夜となりました。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005.07.07

すごい日

   きょうは七夕 すごい日です
   一年に一度は すごいと思う
   一年に一度もないこともあるから すごいと思う
   一年に一度も一生はかぎりがあるから すごいと思う
   美しいものを見ていたい 好きなものだけ見ていたい
   おりひめ ひこぼし 晴れて会えるといいですね

「七夕」を新明解でひくと「たなばたつめ 機を織る女性。狭義では、七月七日の夜、年に一度だけ彦星に会うという星の名。琴座のいちばん目立つ星を指す。織女星」といちばん初めに書いてありました。タペストリー姫ということでしょうか。暦情報満載の「こよみのページ」さんに「七夕」の詳しい説明が載っています。
きょうの私は、午前中はキーボードぱたぱた女、午後からはササノハさらさら姫になれたらいいなと思います。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005.07.06

ふつうの日

   きょうも なみの日 ふつうの日
   あすは七夕 ふたりの日
   おおつぶこつぶの涙をふいて
   おおなみこなみあらなみこえて
   あいたいひとにあえたらいいね

きょうは蟹座の新月、あすは七夕です。二日つづきの願いごとの日。一年がまためぐりめぐってきました。一年に一度の特別な日をふつうに迎えられたらいいなと思います。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2005.07.05

ところてん

ここのところ寒天ブームなのは知っていましたが、もしかしたらところてんもそうなのかもと最近気づきました。先週スーパーヘ行ったら、ところてんの棚がからからからっぽになっていました。いつもそこにあるはずのものが、ある日突然ごっそり消えていると、ああ、これがいまどこかでブームなんだと気づかされます。(少し前だとローズヒップ。)

そして、ところてんとはすなわち寒天なのだと、いまさらながら気づきました。寒天に興味津々だった私。ところてんならそのまま食べればいいし、手っとり早いと思い、とたんに欲しくなりました。

翌日行ったら棚の奥に2個残っていたので買ってきましたところてん。あの酸っぱおいしさが子供のころはよく理解できませんでした。私が今回買った商品は、たれとところてんが別々なので、味付や食べ方を自分でアレンジすることができます。レモンと醤油をささっとかけてサラダ感覚で食べています。つるつるプルプルしておいしいです。

「ところてん」という言葉の見た目も響きもいい感じです。新明解国語辞典によれば、ところてんの表記は「普通、『心太』と書く」とありました。「凍らせて、かわかしたものが、寒天」とも書いてありました。寒天はところてんの干物、なのですね。ところてんの由来も語源も私、よく知りませんが、ところてんを食べたら、心ふくよか体は軽くなって天にも上る心地なのかなという思いが、ふとこころに浮かびました。

| | コメント (8) | トラックバック (1)

羞恥心

手放したいのは ことばをupするときのはじらいためらい
大切にしたいのは ことばにするときのためらいはじらい
blogでこころのことばを書くのは 山あり谷あり天あり地あり

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.07.04

つゆざむ

めざめたら あめ
きょうの気持ちはどうだろう
わたしの気持ち あなたの気持ち
ふたりの気持ち いまはわからない
きいてみないとわからない
あめの気持ちをきいてみる
あめの気持ちになってみる
すこし あたたかくなったよ

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005.07.03

なみの日

   きょうは なみの日 わたしの日
   千の涙を流したら 千の波にも乗れそうで
   時空たびして あなたにあいにゆくひととなる

きのう凌霄花の花を見かけました。凌霄花を見ると、せつなかなしい気持になります。だれかがどこかで呼んでいて、そこへ向かっているような色と形。とても天に近い花、コズミックフラワーだと私は思っています。西條八十の「のうぜんかづら」の詩を今年も思い出しました。

| | コメント (10) | トラックバック (1)

2005.07.02

『がんばっていきまっしょい』

『がんばっていきまっしょい』(敷村良子・幻冬舎)を読みおえました。冒頭からトラウマスイッチ押されっぱなしの小説でしたが、さいごまでがんばって読んで、私のなかのトラウマの大玉小玉のいくつかが、美しい思い出の大玉小玉へと変わっていきました。

私と主人公の悦子。遠く離れたところにいる二人ですが、同じような感覚もどこか持って、あの日々を過ごしていたのだと感じました。それは部外者意識と、ゆるやかなつながりの意識。私は週一文化部の帰宅部生徒で、高校の3年間はとくに何をすることもなく、ただ何となく過ぎてゆき、学校や同級生に対していつも部外者意識を感じていました。けれど得たものは確かにあったと、いまならよくわかります。

友人もできたし恋もした。勉強は落ちこぼれてずっこけたけど、パスももらった、パスもした。あのパスがあったからいまの私がここにいる。「あなたは部外者ではなかったんだよ、ひとつ輪のなかにいたんだよ」と悦子さんに言ってもらった気がします。どうもありがとう。

続きを読む "『がんばっていきまっしょい』"

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2005.07.01

七月は好きな月

きょうから七月。七月は好きな月。文月という雅語もシックで風流。ジューン、ジュライへとつづく言葉の響きもうっとりします。そして7という数字は、私のラッキーナンバー3と同じぐらいに好きな数字です。3と7を足すと10で、さらに足すと1となるので、相性よく満ちて初めに戻る感じがしてよい感じ。六月は私にとってディープに蓄熱していたような月なので、六月はライトに放熱する月になればいいなと思います。

続きを読む "七月は好きな月"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2005年6月 | トップページ | 2005年8月 »