『ロックの心』
最近、夜眠る前に、ぱらぱらと開いて読んでいる本が、『ロックの心 ロックで英語を』の3冊シリーズです。先日、キャロル・キングの記事を書いた時にさぶいなもさんのなもさんに教えていただいた本です。
1960年代から1980年代のロックの名曲の歌詞を題材に、英語を楽しく学ばせながら、ロックの心を読みとき教えてくれる本です。歌詞には句読点も補われていて、さらには歌詞中の構文や語法を使った活用文なども載っています。そして、編者による「日本語で歌える訳詩」もついています。今まで親しんできた訳詩とはちょっと違った折り目正しい訳詩なので、目からうろこ的な新しい発見や感動もあります。
そもそも私の場合、英語の歌というのは、ほとんど歌詞の意味もわからないまま、言葉としてというよりメロディのようにして聴いて、口ずさんできたので、その歌の心の半分も理解していなかったのではないかしらと、文字化された歌詞をよくよく見てみて改めて感じました。
そしてこの本。もともと英語の教材本であることに加えて、読んでいるとメロディが自然と頭の中に聴こえてくるので、ページを開くといつの間にか眠たくなって、やがて夢のなかへと誘われていく安眠本でもあります。一日一曲ずつ開いて聴いて、少しずつ読んでいる本です。
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コメント
chiikoさん,こんばんは。
余計なお世話かと思いましたが,思いのほか気に入っていただき,何となくうれしいです。
耳には心地よい「サウンド・オブ・サイレンス」の内容が,実は結構難しかったりして,いろいろ新しい発見があったことを覚えています。
その中で,キャロル・キングの歌詞は,比較的平易な表現で,ジーンと来る内容を歌っているように感じました。
もちろん,この本の著者も書いていましたが,彼女の歌唱が淡々と力強いことも大きく影響しているのでしょう。
今,ちょっと本拠地を離れておりまして,ブログの更新はお休みしております。
投稿: なも | 2005.06.01 20:13
なもさん、おはようございます!
この本、教えていただいてどうもありがとうございます。
私にとっては詩集のような本です。
「サウンド・オブ・サイレンス」は「沈黙の音」。
まだこの歌まで行ってないのですが、いま、読んでみました。
この詩、やみのように静かで深いですね。
キャロル・キングの歌も新たな発見がありました。
「君の友だち」は「あなたには友だちがいる」。
3番の歌詞がとくにジーンときました。
もしかしたらあしたかあさってかいつか、
この本の中から関連して記事を書くかもしれません。
本拠地を離れていらっしゃるんですね。
ロードの途中でお越しいただき、どうもありがとうございます。
よい一日を。ではまた!
投稿: chiiko(なもさんへ) | 2005.06.02 05:41