「ミュージックレッスン」
きのうはなんとなく東のほうの書店に行きたくなったので、丸の内線に乗って東京駅へ。まずは丸の内オアゾの丸善へ、その後ふらふらと八重洲ブックセンターへ行きました。そうしたら8階ギャラリーで
山本容子さんの新作版画展「ミュージックレッスン」が開催されていました。音楽を題材に制作された作品が多数展示されていました。
春らしい色彩の絵が多かったように思います。会場には音楽は流れていなかったけれど、春色の音楽を聴いているような感じがして、思わずハミング・スキップしてしまいたくなる心踊る空間でした。谷川俊太郎氏・谷川賢作氏との共作「旅1」、「never ending tea party」、「Nature Boy」の3つの絵がとくに印象に残りました。
「ネイチャーボーイ」はナット・キング・コールの曲として有名で、イーデン・エーベズという素人のソングライターが作った歌だそうです。歌詞のラストが紹介されていて、じんときました。「この世でもっとも素晴らしいことはただ愛し、そして愛を返されること」。ほんとそうですよね。
記念に「ネバー・エンディング・ティー・パーティー」の絵葉書と山本さんの著作「女」、「女・女」を買いました。きのうはなんとなく東のほうの書店に行ってみて、いいこととたくさん出会えてよかったです。
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コメント
はじめまして。
なもさんのところから遊びにきました。
山本容子さん大好きです。
春の音色が聞こえてきそうな版画だったんですね。
>「この世でもっとも素晴らしい事はただ愛し、そして愛を返されること」
本当ですね。
素敵な言葉を教えていただきました。
投稿: まりりん | 2005.03.07 09:36
まりりんさん、はじめまして!
私も山本容子さんのことは大好きです。
私は村上春樹さんの本で山本さんの銅版画と出会いました。素敵な女性ですよね。文章も好きです。「青春の玉手箱」というエッセイを最近読みました。
きのうは少し寒かったのですが、絵を見ていると春の音色に包まれているようで、とても暖かい感じがしました。
心に響く言葉とも出会えてラッキーでした。
きょうは訪問&コメントありがとうございます。
またいつでもいらしてくださいね。では!
投稿: まりりんさんへ | 2005.03.07 11:39
chiikoさん、こんにちは!
わたし、東京は東のほうが好きで、とくに東京駅付近を好んでいます。ターミナルって落ち着きます。
山本容子さんの『女』はわたしも読みました! 絵の色が綺麗で、呼応したエッセイも画家として、女性としての魅力が感じられて素敵ですよね。
『女・女』も今度読んでみたいと思いました。
chiikoさんは毎日素敵なものに出会っていますね!
chiiko通信に来ると、いつも心がほっとします。
いつもありがとうございます~。
ではでは、また!
投稿: ぽち | 2005.03.07 11:44
ぽちさん、こんにちは!
ぽちさんは東京の東のほうが好きなんですね。
私は何かにつけ東が好きです。
私も東京駅周辺、好きですよ。
わけもなく行くことがあります。
やはり圧巻は辰野金吾先生の東京駅。
ぽちさんは以前に山本容子さんの記事を書いていましたよね。
ほんと素敵な女性です。
女と女・女は以前に図書館で借りて読んだことがありますけれど、
やはり手元に持っていたくて今回買いました。
辻邦生さんの「花のレクイエム」の銅版画も好きです。
私の毎日はとても平凡でワンパターンなんですよ。
ちょっとしたことに喜びを見出せたらいいなと思っています。
ほっとすると言ってもらえてうれしいです。
私もほっとしました。ありがとうございます。
ではまた!
投稿: ぽちさんへ | 2005.03.07 16:48
chiikoさん、こんばんわ!
昨日は東の方へ行かれたのですね。
版画展、芸術に触れると、心豊かになりますね。
グッズなど見ると、うきうきの私です。(^^ゞ
スキップしてしまいたくなるくらいの心踊る空間って
素敵ですね。
私も、もうちょっと芸術に触れたいな。
投稿: うさうさ | 2005.03.07 22:09
うさうささん、こんばんは!
本屋さんに行ったら、偶然に芸術に触れることができました。
ラッキーでした。
グッズもたくさん売られていました。
お皿やカップもありました。
ほんと思わずスキップしそうになりましたよ。
うさうささんはお料理することで毎日アートを
しているのだと思います。
デリシャスでキュートなアーティストさん。
ではまた!
投稿: うさうささんへ | 2005.03.07 22:30