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2005.02.19

『鬱力』とチューリップの歌

暦のうえではもう春だけれど、やはり今はまだ冬。先月の冬のただなかに題名にひかれて読んだ『鬱力』を思い出す。冬にはうつ傾向になる人が多いと聞く。この本の帯には「鬱は才能を目覚めさせる発電機だった」と書いてある。私はうつ病ではなくうつ傾向もないと思うのだが、たまに落ち込むことはある。とくに冬は思考が自分の内へ内へと向かいがち。この冬、私はたくさんの詩や短歌をつくった。これはもしかしたらうつの力なのかもしれない。私もうつの力を創造的なものへと変えていきたい。冬に咲くサボテンの花のように。それで「サボテンの花」の歌が思い出されて「チューリップ・ガーデン」のアルバムを昨夜聴いた。「きみがそだてたサボテンはちいさな花をつくった春はもうすぐそこまで恋はいまおわった」とある。「ハーモニー」という歌も心に響いた。この長かった冬もいつか終わるのかと思うと少しさびしい。

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コメント

昨日は、うれしくなっちゃうメッセージをありがとう!

確かに、鬱は、いろいろな意味で私の中の創造性を発揮させてくれました。
乗り切って感じることだけど、「鬱、ありがとう」という感じです。
でも、鬱に限らず、ポジでもネガでも何かを感じるということは、たくさんの創造性を与えてくれますね。

chiikoさんの素晴らしい創造性は、chiikoさん自身の豊かな感受性の賜物です。
これからもその才能を大切に。
たくさんの作品で、私たちの創造性にも刺激と「ひかり」を与えてくださいまし~。
ハグハグ!!

投稿: あっこ | 2005.02.19 14:11

あっこさん、こんにちは!
私のほうこそあっこさんに感謝です。
どうもありがとう。
あっこさんも「鬱、ありがとう」なんですね。
あっこさんの中の創造性もキラキラしてますよね。
これからももっと輝かせて輝いてくださいね。
私の感受性のことは、自分でもよくわからないのです。
これで傷ついたこともあるし人を傷つけたこともあるし。
でもこれはギフトだと思うので、これからも大切にしていきます。
ハグハグありがとう。
きょうはとても寒いです。そちらはどうですか。
暖かくしてよい夜をお過ごしください。
ではまたね!

投稿: あっこさんへ | 2005.02.19 17:15

何でも表裏一体なんですね。
よいことも悪いことも裏返しであり、何事も考えかた次第ということでしょうか。
マイナスのことも考え方によってはプラスになる可能性があるということ。
むしろマイナスに下がった分、それがばねとなって大きなプラスへとなるのかもしれません。
そんなことを考えました。

投稿: アキラ | 2005.02.19 22:21

アキラさん、おはようございます!
マイナス、プラス、両方ありますよね。
マイナスに振れても、プラスにまた振れたら
それはハッピーなのだと思います。
とどまっていてはつまらないですよね。
きのうは雨降りで寒かったですね。
きょうは朝日がきれいでした。
このまま晴れるとよいですね。
よい一日を!ではまた!

投稿: アキラさんへ | 2005.02.20 07:45

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