« 紙一重 | トップページ | パラレルワールドでメロンパン »

2005.01.30

対岸のひとたち

きのうは渋谷の東急Bunkamuraまで遠出の散歩。ギャラリーでアートバザール展をしていた。シャガールの「おもしろい人達」とかいう頭と体と心がばらばらな、かなりシュールな絵が今の私の気持ちにフィットした。その後、通りの向こうのブックファーストにふらふらと立ち寄ったら、角田光代さんのサイン会の日だったようで、サイン会直前の角田さんを正面から見ることができた。まさに対岸の彼女。小柄でかわいい、感じのよい方だった。黒のタートルネックのセーターがよく似合っていた。去年、日経新聞で連載していたエッセイを読んでいたので、すこし親近感があった。まだ本は読んでいないので、今度読んでみたい。ブックファーストでは『Arne』 『クウネル』の最新号を買う。『Arne⑩』は発売から1カ月以上過ぎているけど、買ってよかった。大橋歩さんが村上春樹さんのおうちを訪ねる記事を今さらながら発見。山の上の素敵なおうち。奥様が作られた春樹さんデザインのステンドグラスがきれいだった。私もいつかあんなおうちに住みたいと思った。

|

« 紙一重 | トップページ | パラレルワールドでメロンパン »

コメント

chiikoさん、こんにちは。
『Arne』に村上春樹さんのおうち紹介がなされていたので、chiikoさんに伝えようと思っていたところだったのでした。さすが、chiikoさん。
10号の「Book」で紹介の『モロッコ革の本』は、とっても衝撃的な本でした。著者の栃折久美子さん、女性として尊敬してしまいます。
『Arne』って素敵ですよね。わたしも大好きです。
ではでは、また!

投稿: ぽち | 2005.01.30 10:57

こんにちは!
角田光代さんの本は私も読みたいと思っています。
今回の賞をとったのもそうだけど、イタリアのドロミテと
いうところに行った時のことを書いた本も読んでみたいです。

気分的に小説を読めるときと文字なんてもう
見たくないと思うときとあって、本を見に
行ってもそのまま出てくることもたびたびです。
いつ読もうかな。
ではでは。

投稿: えーこ | 2005.01.30 14:35

ぽちさん、こんにちは!
ぽちさんと私はいつもどこかでプチシンクロしているようですね。
私はとてもうれしいです。
きょう二人ともArneについての記事を書いているなんて(私はほんの少ししか書いていませんけど)、やはりどこかで何がつながっているということですね。
私はきのうArneを買ったばかりで、村上さんの記事しかほとんど読んでいなかったので、ぽちさんから教わらなければ、栃折さんの『モロッコ革の本』のことは知らずに通りすぎていたかもしれません。
「自分が壊れたくないという思いから、その清い関係に終止符を打った」という大橋さんの紹介文、なんか胸にずしんと来ました。
きょうは訪問&コメントありがとうございます。
ではまた!

投稿: ぽちさんへ | 2005.01.30 15:03

えーこさん、こんにちは!
角田光代さんを見たときに、
えーこさんの最近書かれていた記事のことを思い出しましたよ。
「あっ、いないんだ」ということ。
そのこともあって親近感を感じました。
ああ、そういう方なんだなって。
今、角田さんは私の対岸にいるけれども、今どういうことを感じて今この場所にいるのだろうなって。

私も小説を読めるときと読めないときがあります。
最近は写真集とか詩集、絵本とかをよく読んでいます。
やはり読みたいときに読むのがいいですよね。
ではまた!

投稿: えーこさんへ | 2005.01.30 15:13

昨日偶然Arneを書店で見つけてぱらぱらとのつもりがじっくりと立ち読みしました。
春樹さんのお宅がきれいに整理されていて、ふと、やっぱりな、と思ったのです。
やはり物事をきちんと整理できないと、ああいうふうには、文章はかけないのかな、と。
整理することは意外と簡単なようで難しく、文章なんかも簡単に書けそうで、案外頭の中が整理されていないと書けないと思うのです。
なのでなんにつけても整理上手になりたいものだというのがArneを立ち読みした感想でした。

投稿: アキラ | 2005.02.15 20:48

アキラさん、おはようございます!
Arne、偶然見つけたのですね。
どこなのでしょう。
Arneをじっくりと立ち読みするアキラさん。
絵になりますね。
春樹さんのお宅訪問の記事は、量、質ともに
すごいと思います。春樹さんの秘密をさりげなく
教えてくれてますよね。
アキラさんは写真を撮って、発表することで
心の整理整頓されているのでしょうね。
整理上手な方だと思いますよ。
コメントの文章もいつもきちんとされています。
ではまた!

投稿: アキラさんへ | 2005.02.16 07:06

新宿の南口の紀伊国屋で見つけました。
最初、大橋さんって誰なんだろう、と考えたのですが、「村上ラジオ」の挿絵をしていた人と読んでいくうちにわかりました。
「村上ラジオ」は頭の中がこんがらがっているようなときに読むと、なんかホットできるような感じがしていいですね。
ああいう場所で静かに暮らすのもあるいはいいのかもしれないな、などとちょっと思ったりもしました。

投稿: アキラ | 2005.02.16 20:49

アキラさん、おはようございます!
場所、教えていただいてありがとうございます。
南口のほうなんですね。
新宿の南口、私、どことなく好きです。
今のデパートができる前のがらんとした雰囲気
が懐かしいです。
そう。大橋さんは「村上ラジオ」の絵の人です。
エッセイも書いています。
アキラさんも「村上ラジオ」持っているんですね。
大好きな本です。ホットできます。

あと、今、ふと思ったのですが、
春樹さんのエッセイで、おいしいコロッケ定食
を食べさせてくれるお店の話、知ってますか。
あのお店、今もどこかにあるのでしょうか。
街歩きの途中で見つけたらご一報を。
きょうもよい一日を。ではまた!

投稿: アキラさんへ | 2005.02.17 06:47

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 対岸のひとたち:

» 角田光代『対岸の彼女』/占い日記 [占い日記]
人と関わっていくってどういうことだろう? 人はひとりでは生きていけない。 親子、夫婦、恋人、友だち、同僚 ……。 いろんな関係があるけれど、 その絆... [続きを読む]

受信: 2005.03.09 19:40

« 紙一重 | トップページ | パラレルワールドでメロンパン »