なげてしまった: chiiko通信

2005.01.27

なげてしまった

ストレートなげてしまったまっすぐな月を見てたらいてもたまらず

06:39 短歌 | 固定リンク

実家の両親の周りにもめごとがあり，電話を受けて何かいらいらした気分を鎮めようと思ってネット・ブラウズしていました。（ちなみにお店で「見てるだけ」もbrowseと言うようです。００７の映画でボンドが言っていました。）

勝手な感想ですが，この歌はひょっとして，「きれいな月を見ていたら，まっすぐな気持ちになって，率直に（何かを＜恋心を？＞）言ってしまった。」ということなのかなあと思いました。

高校時代に現国の先生に，「小説なら書いてあることを読めばいいけど，詩はどう『読んだら』いいのですか？」と質問したことを思い出しました。その後，誰かに勧められて買ったのが，山本健吉の『現代俳句』でしたか。

いつか「今度ゆっくり読ませていただきます。」というようなことを書いたかと思います。詩や短歌に出会うと，「ゆっくり味わわなくては」と思いつつ，browse（拾い読み）の習慣がついていてだめです。

投稿: なもさん | 2005.01.28 05:12

なもさんさん、どうも！
ネット・ブラウズされていたんですね。
気持ちは鎮まりましたか。もめごと早くおさまるとよいですね。

短歌の感想ありがとうございます。
言葉や詩とも一期一会の出会いですよね。
ゆっくり味わう詩もあるでしょうが、
その日ふと目についた言葉に心が反応して、その瞬間に読んでいく読み方もあると思います。
私の書く詩や短歌は、練って練って書いていなくて、いつもさっと書いています。
拾い書きの感じです。
ですから、私の言葉はそういうふうに読んでいただくのが合っていそうです。

この短歌、最近の私のメインテーマが「ストレート」なのです。
それで少し前に
「ストレートなげてもいいのしっかりとうけとめられる勇気はあるの」
という短歌をつくったので、その流れで書きました。
ストレートなげてしまいました。
ではまた！

投稿: なもさんさんへ | 2005.01.28 08:07

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