「結婚」
夕焼け通信のアキラさん撮影の写真です。私の言葉を添えていただきました。マイフォトのお気に入りの写真with言葉に載せさせていただきます。アキラさんの写真と文字にも掲載されています。
ものいわぬパンジーの後ろ姿が美しいです。
きょうはセンター試験の日。ゴールのようなスタートのような日。
その昔、共通一次、その前は一期校・二期校というのがありました。
その前のことはよくわかりません。今のこともよくわかりません。
花を見ていると、新川和江さんのやさしい詩を思い出します。
新川さんの詩集は3つ持っています。
『新川和江詩集』『わたしを束ねないで』、もう一つは新川さん編集の『祝婚のうた』。
この日この時、新川和江さんの「結婚」を記します。
「結婚」
呼びつづけていたような気がする
呼ばれつづけていたような気がする
こどもの頃から
いいえ 生まれるずっと前から
そして今 あなたが振り返り
そして今 「はい」とわたしが答えたのだ
海は盛りあがり 山は声をあげ
乳と蜜はふたりの足もとをめぐって流れた
ひとりではわからなかったことが
ふたりではわけなく解ける この不思議さ
たとえば花が咲く意味について
はやくも わたしたちは知って頬を染める
わたしたち自身が花であることを
ふたりで咲いた はじめての朝
『祝婚のうた』より
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コメント
chiikoさん、おはようございます!
素敵な写真に詩ですね。
パンジーに寄せる想い、人それぞれでしょうが、
お花って見ていても何だか幸せな気持ちになりますね。
パンジーの後ろ姿って、初めて見ましたよ。
とっても美しいですね。
着物を着る時、髪をアップにした後ろ姿もいいですものね。
投稿: うさうさ | 2005.01.15 08:03
うさうささん、おはようございます!
アキラさんの写真、とても素敵ですよね。
花の声なき声が聞こえてきそうです。
そして、この短歌ができたのはうさうささんの記事と思いがあったからです。
どうもありがとうございます♡
うさうささんのきょうのコメントもまた素敵です。
このパンジーさん、着物を着た女性の後ろ姿のようにも見えますね。
ちょっと古風で美しい女性。ではまた!
投稿: うさうささんへ | 2005.01.15 08:45
>ひとりではわからなかったことが
ふたりではわけなく解ける この不思議さ
だいぶ昔にそんな風に考えたこともあったのかもしれません。今じゃあ、さっぱり思いませんが・・(爆)
「ゴールのようなスタートのような日」って、妙に気になる言葉です。結婚さえ、ゴールなのかスタートなのかよくわかりません。
人生および万物のあらゆる事象は、ゴールでありスタートなのかもしれないと哲学したくなります。
投稿: snow_slow_snow | 2005.01.15 09:02
snow_slow_snowさん、おはようございます!
わけなく解けるものもあるけど、
わけなく解けないものもありますよね。
不思議ですね。
「ゴールのようなスタートのような日」
私も自分で書いておきながら妙に気になります。
私の書くことは意味不明なことが多いですね。
試験も結婚もなにごとも、
ゴールでもありスタートでもあるのでしょうね。
1つの点のようなもの、でも、大切な点なのだと思います。
きょうこちらは寒いです。
よい一日をお過ごしください。ではまた!
投稿: snow_slow_snowさんへ | 2005.01.15 09:37
ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよう
写真&詩、ぐ~♪ d(* ̄o ̄)っです。
我が家のプランターのパンジーも可愛く咲いてほしいな。なあんてね。(^^)v
新川さんの詩もいいですね。
時には振り返って、足跡を見つめる余裕をもたなくちゃいけませんね。(^^ゞ
投稿: あんず | 2005.01.15 09:53
センター試験とか共通一次とかきくとお天気が悪いというイメージがあります。
今日も危うく雪になるところでした。
天気にも不思議なめぐり合わせがあるようですね。
でも雨のおかげで今日はのんびりできました。
投稿: アキラ | 2005.01.15 20:05
あんずさん、こんばんは!
ぐ~♪ですか。どうもありがとう。
アキラさんの写真と編集がとても素敵だからね。
パンジーを育てているんですね。
可愛く育つといいですね。
写真、撮ったら見せてくださいね。
新川さんの詩、私もそう思います。
どうもありがとう。ではまた!
投稿: あんずさんへ | 2005.01.15 21:03
アキラさん、こんばんは!
きょうは寒い一日でしたね。
昔、入試の日の朝に雪が降ったことがあります。
その学校とはご縁がありませんでした。
不思議なめぐり合わせってありますよね。
あしたはもっと寒くなるとか。
きょうはのんびりできてよかったですね。
ではまた!
投稿: アキラさんへ | 2005.01.15 21:06
chiikoさん
この詩、いいですね。やさしくってまっすぐだ。
パンジーの後姿も、歌も温かいまなざしを感じる。
chiikoさんの頭の中には、素敵なものが、
たくさんつまってますね。
「夢をあきらめないで」も好きです。
「似てる誰かを愛せるから」という歌詞が、なんだか
妙に心に残ってます。
投稿: 空耳太郎 | 2005.01.16 00:14
空耳太郎さん、おはようございます!
新川さんのこの詩、いいですよね。
私もやさしくてまっすぐな詩が好きです。
歌のことも褒めていただいてありがとうございます。
写真がとても素敵なので、そう感じていただけるのだと思います。
「似てる誰かを愛せるから」という部分は
この曲のなかで最も孝子さんらしい部分ではないかと私は思っています。
胸の奥がちくりとする部分ですよね。
似てる誰かを愛せるから、って深い言葉ですね。
なかなかそうはできないように思います。
やっぱり愛する人はただひとりのような気がします。
私は似てる誰かは愛せないです。まだ今のところ。
訪問&コメントありがとうございます。
ではまた!
投稿: 空耳太郎さんへ | 2005.01.16 07:46
こんにちは。
アキラさんの写真と
chiikoさんの短歌が
すごくマッチして
いいですね。
そうそう、この時期
パンジーが咲いてるんですよね。
それと新川さんの詩は
本当に幸せそのもののような詩に
感じられます。
投稿: face | 2005.01.17 16:45
faceさん、こんばんは!
アキラさんにマッチしていただきました。
冬の花はたくさんあるんだなと気づきます。
パンジーの花びらはひらひらしていて好きです。
新川さんの詩。とても幸せな詩ですよね。
この詩は人が生まれてきた理由を書いた詩でもあるように思います。
きょうは外に出られないのですね。
さっき空を見たら月が半分できれいでした。
どうもありがとうございます。ではまた!
投稿: faceさんへ | 2005.01.17 19:44