« 自然に帰る日 | トップページ | 「ロスト・イン・トランスレーション」 »

2004.06.11

『小さな生活』

『小さな生活』津田晴美著・筑摩書房
4年前に新居で新しい生活を始める機会を得ました。それは神様からの突然のギフトのようでとてもうれしかったけれども、同時にまたチャレンジでもありました。
どういう生活をしたいのか。だれとどんなふうに暮らしたいのか。何が必要で何が要らないのか。何を捨て何を得たいのか。いつ何を買うのか。新居への引っ越しを控えた半年間は物とお金と暮らし方について徹底的に考える時期となりました。身近に相談できる人はあまりいなかったので、新居への喜びを感じる一方で思い悩むことも多くありました。そんな中、知恵と勇気を与えてくれる本との出会いにも恵まれました。その1冊が津田晴美さんの『小さな生活』です。

暮らし方、住まい方、物にとらわれない生き方、物を大切にする生活、物との出会い、人との出会いについて書かれています。どう暮らすかは、つまりはどう自分らしく生きるかということ。スモール・ラグジュアリという考え方。
ひとりの人も、子供のいる人も子供のいない人も、老いていく人も若い人も、小さな生活を望む人にとっては役に立つ本です。シンプル&スモールライフを手に入れるのは覚悟がいるし苦労も多いけれど、一方で楽しみも多く、豊かなことだと教わりました。「しまいにはひとりで」という津田さんの生き方の基本が私は好きです。

|

« 自然に帰る日 | トップページ | 「ロスト・イン・トランスレーション」 »

コメント

こんばんは。
タイトルからすると。
シンプルライフというんでしょうか?
今あるものを大切に感じて生きていく、
そんな楽しさが感じられますね。
読んでみたいです。

投稿: face | 2004.06.11 21:58

( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪

>しまいにはひとりで

いいフレーズですね~。
個が集まっているんですものね。

読んでみたい本ですね。
通勤途中に…。

投稿: あんず | 2004.06.11 22:37

faceさん、こんにちは。
シンプルライフはお好きですか。
津田晴美さんの本はほかにもよい本がたくさんあります。
機会があれぱよんでみてください。では、また!

投稿: chiiko(faceさんへ) | 2004.06.12 06:11

あんずさん、こんにちは。いつもどうもありがとう。
「個が集まっている」。それもよいフレーズですね。
機会があればよんでみてね。文庫で出ています。
では、また!

投稿: chiiko(あんずさんへ) | 2004.06.12 06:14

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『小さな生活』:

« 自然に帰る日 | トップページ | 「ロスト・イン・トランスレーション」 »