『ボッコちゃん』ふたたび
今年の朗読発表会には星新一氏の『ボッコちゃん』を読みました。淡々・棒読み調の私には最適なのではないかと3カ月前に決めました(朗読を学んでいるにも関わらず私は朗読調が大苦手大嫌い)。『ボッコちゃん』については3年前に記事を書いています。ここへ来てこの私が人前で読むことになろうとは夢にも思わなかった。未来はほんと生きてみないと、わからないです。
3カ月間毎日ちょっとずつ練習していったのですが、私、日を追うごとにボッコちゃんに感情移入していって、ボッコちゃんの声に感情がこもっていってしまいました(3カ月前の最初に朗読した時が一番リアルにボッコちゃんだったように思う)。ボッコちゃんはロボットのカウンターレディだから、あくまで淡々・そっけなく・つんとしていていいというのに、何か映画のA.I.みたいに読みが変化していった。
でも思う。確かにボッコちゃん、頭は空っぽに近く感情を表すことこそしなかったが心はあったのでは?そもそもボッコちゃんはカウンターレディとして作られたのではない。人間の勝手な都合でカウンターに置かれただけ。ボッコちゃんはどこにいてもボッコちゃん。
さらに実は私この4月から某コーナーのカウンターに立つことになりました。いわゆるカウンターレディとしてではないのだけれど。できるかな、ボッコちゃんみたいにその役をやり果せるかしら。今からはらはらどきどきわくわくしています。
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