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2013.04.20

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

こんにちは。お元気ですか。私はおかげさまで元気です!

今日は春の恵みの穀雨の日。泣いたけれども、雨上がる?!私も、読み終わりました。

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

追放されたことがある人にとって、

それもとてもかけがえのない人から追放されたことがある人にとって

それも10代から20代の時期に追放されたことがある人にとって

それもなぜ追放されたのか理由がわからないまま、その追放とその意味を受け入れざるを得なかった人にとって

読んで、ああー、救われたと思う小説なんじゃないかなと、個人的に思いました。

追放されたといっても、追い払われたわけじゃない。

追われ、放たれたにすぎないんだと、個人的に思いました。

闇に光さす小説です。夜の海を一人で渡り切った人に光あれと。

好きか嫌いか、一言でいうのはたやすいことです。

ただ、私はやっぱり村上春樹が好き。長年リアルタイムで読んできてよかったと、心底思いました。

私をあの時、放ってくれてありがとう。今もまた救ってくれてありがとう。

きょうもよい一日を!

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コメント

chiikoさん、こんにちわ!

昨日は、特に寒くて、何だか冬が逆戻り?
かと思うようでした。
今日は、お天気で、朝、バジルを植える事が
出来ましたよ。

読書は、いいものですね。
救われたと思える、そんな本、素晴らしいです。
私も、村上春樹さんの本読みたくなりました。

投稿: うさうさ | 2013.04.21 13:43

うさうささん、おはようございます!
東京も最近、寒い日が続いています。
今朝は晴天、すっきり晴れてますよ。
庭仕事できるって幸せですよね。

私は久々に心の読書ができました。
自分を取り戻した感じかな。

いつもどうもありがとう。
きょうもよい一日を!

投稿: chiiko | 2013.04.22 07:15

chiikoさん,ご無沙汰しております。

私は,多分もう1年,道東の地で勤務することになる予定です。家族が,武蔵野から相模原に移り,羽田からリムジンバスに乗ってみました。15年くらい前によく走った,首都高羽田線,狩場線,保土ヶ谷バイパスと走る経路は,ちょっと懐かしく感じました。

ところで,村上春樹は全く読んでいなかったのですが,あんまり世の中で騒ぎが起こっているので,ちょっと読んでみるかと,地元の図書館へ行き,たまたま開架書架で見つかった『ノルウェイの森』を読んでみました。

普段,余り小説は読まないし,読み始めてもしばしば途中で放り出してしまうので,少し禁欲的に少し前の週末で取り組んで,何とか読み終えました。

リアルタイムで読んでこられたchiikoさんには,「何をおっしゃっているのだか?」と言われそうですが,ものすごく大雑把な「春樹初体験」は「大江健三郎の言いたいことを庄司薫が書いたら,こんな感じかな?」でした。(ちなみに,庄司薫は読みやすいのでほとんど全作品を読んでいますが,大江健三郎は『万延元年のフットボール』と初期の短編を読んだだけだったと思います。)

ともあれ,ちょっと面白く感じて,今は『ねじまき鳥クロニクル』に取り組んでいます。

投稿: なも | 2013.04.28 07:06

なもさん、おはようございます!
4月は、たとえ同じ場所での繰り返しであっても、新しい気持ちになれる更新月ですよね。
北海道。。。私は北海道に一度も行ったことがないのです。
この1年もどうぞ元気で、お過ごしください。記事、楽しみに待ってます!

ちょっと面白く感じて、ねじまき鳥に取り組んでいる、その感じ、いいですね。

村上春樹さんの作品がこれほど話題になっているこの世に中に対して、私はとても不思議な思いを抱いています。
それほどの人が共感するなら、この世界(日本)はもっと別な世界になっているだろうにと。
でも、もしかしたら世界はそうなりつつあるのかもしれないな、とちょっと今、気づきました。

コメントどうもありがとうございますsun
きょうもよい一日を!

投稿: chiiko | 2013.04.29 07:46

chiikoさんこんにちは
日本には本当に素晴らしい方が枚挙にいとまのない位いらっしゃるんですね。
特に小説家は凄いですね。

私の小説歴は中学生で止まってしまいました。
「路傍の石」「「溺れかけた兄妹」「一房の葡萄」「銀河鉄道の夜」「次郎物語」…
ぐらいで、大人になってからは「蜘蛛の糸」「杜子春」といった、簡潔明瞭で心に響く小説ぐらいしか読んだ記憶がありません。

村上春樹さんは今や世界的な小説家ということですね。
chiikoさんは何事にもすっと入ってゆく純粋さが素晴らしいです。
それはあなたがとても透明感を備えた謙虚さを持たれている素敵な方だと言うことにほかなりません。

私はヤドカリのように転々と住まいを変え、
殻に閉じこもり、時々出て来てはちょこちょこっと言うだけ言って
また中に閉じこもる
典型的なナルシストお宅
なのでしょうか。

素敵な仲間達の真っ只中にいるchiikoさんの世界にコメントするのも
我ながらお恥ずかしい限りですが、
今月も私の超ささやかな世界のご紹介をさせて頂きます。

投稿: トシャマル先生。 | 2013.05.03 10:39

トシャマル先生さん、おはようございます!
小学校、中学校と、小説をよく読まれていたのですね。
簡単明瞭で心に響くものって、いいですよね。
ずっと心に残って、支えになっているように思います。

私は国語の教科書に載っていた文章や言葉など、今でも覚えています。
忘れていても、ふとした瞬間に思い出すんですよね。

ナルシストさんなんですね。私もその傾向ありますよ。
自分を愛せるって、いいんじゃないかしら。
最近は、素直にそう認められるようになってきました。

トシャマル先生さんの世界のご紹介、いつも楽しみにしています。
どうもありがとうございます。

きょうもよい一日を!

投稿: chiiko | 2013.05.05 07:12

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