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2008.03.17

私のカメラ

植田正治の世界 (コロナ・ブックス 136)


僕のアルバム


植田正治 小さい伝記



植田正治 私の写真作法

1年9カ月連れ添った私のカメラ、修理のため2月末から手元を離れています。カメラあってもなくっても私と思っていましたが、いざカメラがなくなると頼りない感じがして、いつもの私ではないような気がして、特にカメラなしの週末には手持ち無沙汰・手ぶらの散歩ってこんな感じだったっけかと奇妙不思議な喪失感覚の中にいて少々戸惑っていました。でもやがてカメラなしの私にも慣れてきて、やっぱりカメラあってもなくっても私です。

そんな弥生三月、私の好きな写真、写真家、写真集を記しておきます。初めて植田正治さんの写真を見たのは、去年の写美だったのか、いやもっと前だったか。昭和の写真展か何かで、全体の写真群の中で写真家の一人として植田さんの写真を見て通り過ぎ、それが私の記憶に残っていたのでしょう。その後、図書館で『植田正治 私の写真作法』を手にとり見覚えある写真だと思い出し、本を読んでいくうちに植田さんの写真の全体が見えた気がして、その写真と文章と人と世界に引き寄せられました。ああ、私が出会いたかったのは、出会いたいのは、ナチュラルポーズのこういう写真なんだなと。

私は押しつけのメッセージは好きではない。窮屈も嫌、不自由も嫌。私は風通しのいい空間世界が好き。自然の意図が感じられる写真が好き。伝えようとしなくて伝わってくる写真が好きです。

ところで鳥取砂丘へは行ったことありますか。私は20数年前の夏に行きました。植田さんの写真を見ていて、もう一度行きたくなりました。ポーズとりたくなりました、ポーズ撮りたくなりました。

その日のためにも私のカメラ、今どこ行ってんだか、どうか無事で帰ってきておくれ。

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コメント

植田正治さんの写真がお好きなのですね. 僕も好きです.
僕はそれにシュールで徹底した主観を感じていました.
うまく言えないのですけど...「超正解的写真群」って言ったら良いでしょうか. 確信的.
自然は演出しなければ自然に見えないという矛盾.
これはとても広告的にも思えます.
だから今の広告の先祖と言えるかもしれません.
作家の絶対的強さが, 見る側に安心を与えるのかもしれません.
「私の写真の作法」今度読んでみたいと思います.
でもなんか恐そう..(汗)

chiikoさんのカメラ早く帰って来ると良いですね.

投稿: 石川 | 2008.03.17 17:21

おはようございます。
お久しぶりです。
chiikoさんに紹介されて植田正治さんの事を初めて知りました。私は元来感受性が独創的で、誰の影響下にも入りたくない意固地なところがあるようです。そのくせ何かには染まりやすく、厄介な人生を送っている風来坊です。

「私は押しつけのメッセージは好きではない。窮屈も嫌、不自由も嫌。私は風通しのいい空間世界が好き。自然の意図が感じられる写真が好き。伝えようとしなくて伝わってくる写真が好きです」
…なんか解るって言うか
結局伝わるものというのはそう言うこと、そう言うものなのでしょうね。
私の場合、どうしても直線的・直球勝負!って感じが好きで、ついやってしまいます。
読者が思いっきり引こうがお構いなしに…ね。

それにしても
この写真、いいですねぇ…
伝えたいものがはっきりしない感じ…ただ何となく…
でも何となく沁みてくる…
丁度、砂丘に水が沁みこむように…
残らないかもしれないけれど癒されるような…

早くカメラ戻ってくるといいですね。
私はずーーーーーーーーーーーーーーーっと
フィルムに拘ってきて、ペンタックスのMZ5
主体だったのに、最近は時流に流されて
利便性の高いデジカメ(キャノンIXY)になってしまいました。それでも大事な時の写真は未だに使っています。
なんか信頼感があるんですよね。

長々とすみませんでした。
久しぶりだったのでついつい長居をしてしまいました。
ちょっとひと眠りしますかね。
最後にちょっとひつこい詩をお贈りしますね。

おやすみなさい(^。^)y-.。o○

投稿: トシャマル先生。 | 2008.03.18 03:28

宗さん、おはようございます!
宗さんも好きなんですね。
共通点があるのは嬉しいです。
植田さんの写真には、現実を超えたところの真の現実を感じます。
私はわけのわからない写真や芸術は苦手ですけど、
植田さんの写真は、わけわかる気がして好きです。

「私の写真の作法」は恐くなかったですよ。
人柄が語ってくる感じで。読んでいて楽しかったです。

私のカメラのこと。どうもありがとう。
きょうもよい一日を!

投稿: chiiko | 2008.03.18 05:45

トシャマル先生。さん、おはようございます!
いつもいろいろどうもありがとうございます。

私はカメラのことも写真のことも写真家のことも
よく知らないで、ただ好き嫌いで見て撮って感じています。
植田正治さんのことも最近知りました。

植田さんは主に故郷を拠点に家族や近しい人々風景空間、そしてご自分を撮って生きた写真家だそうです。

トシャマル先生。さんの詩。
「読者が思いっきり引こうがお構いなしに…ね。」
って、私にもそういうところあります。

思いっきり引いてくれると何か無性にうれしくなったりもしませんか。
やっぱり天の邪鬼なのかな。

独自の道、お互い歩いていきたいですね。
で、道の途中で時々クロスして。
やっぱり伝わらないと、この世は味気ないですものね。

また写真のこと詩のこといろいろ教えてくださいね。
きょうもよい一日を!

投稿: chiiko | 2008.03.18 06:01

chiikoさん、こんにちわ!
植田正治の写真って、初めてみましたが、
モノクロで、翳り無く透明感があるなと、
ふと、思いました。
デジカメがないのは、ちょっぴり寂しいかな。
古いながらも、使えているので感謝です。
鳥取砂丘へは、若かりし頃、姉との旅行で、
行きました。
夏だったと思います。広々としていいですね。

投稿: うさうさ | 2008.03.19 09:30

うさうささん、おはようございます!
植田正治さんの写真の感想、どうもありがとう。
光と影に透明感がありますよね。

うさうささんは古いデジカメ大切にしているんですね。
私のデジカメ、ちょっと酷使し過ぎたかな。
また元気になって戻ってきてくれる日を願っています。

鳥取砂丘、私もかなり若かりし頃、真夏のお盆の頃に行きましたよ。
あの見晴らし、また眺めてみたいです。
昨日と今日と雨ですけど、きょうもよい一日を!

投稿: chiiko | 2008.03.20 05:44

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いつの間にか風の便りも気付かぬうちに春はそこまで近づいていたんだね いつも後ろに [続きを読む]

受信: 2008.03.18 03:29

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