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2007.09.30

月天心

月天心9月、last day。思えば9月は我が人生の剣が峰だった。でも実は10月もまだまだつづく剣が峰との予感もする。それでね、夏の初めに聴いていた一青窈の「月天心」。あの頃は迫りくるほんとうの夏にも人ごとのように現実感がなくて、何とかなるでしょうとのほほんとしていた。それからの夏は音楽をちっとも聴かなかった。ここにいながら別世界へ行っていたから。このCDをなぜ図書館で借りてきたかも忘れてしまった今再び聴いている。一夏分、私も少しは大人になったのか、歌がじわじわ沁みてふるふる震えて、わからなかったことが見えてくる。

月天心って満月の歌だったんだ。ぽっかりあいた穴だったんだ。道理で満月が切ないわけだ。どれがヒット曲なのかも知らないんだけど、どれも好き。「あこるでぃおん」で私が響く。「もらい泣き」では君を想って「サニーサイドアップ・サニーサイドアップ、おやすみ」と囁いてみる。「イマドコ」では私もやっぱり一番目に好きな人と結婚するべきだと同感。「変わりたいよう」って「でかい太陽」なんだと気づく。「月天心」では私の心にも満ちてあいた穴があると確認。「ジャングルジム」のてっぺんでベビースターラーメンを食べてた頃を思い出す。「心変わり」のさよなら、ばいばい、ってつまりは自分のことなんだよね。「アリガ十々」ではもうすぐ母の誕生日だと思い出す。「望春風」、春なんてまだまだ先と余裕を持った。「月天心」、さらりと重くて、やさしくちょっとつねって挙げたい(欲しい)可愛さがあります、一青窈さんの歌たち。

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