ふるさとの
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何度も朗読していて気づいた。これはおしどり夫婦の物語なのだと。
癇癪持ちで口やかましい夫と、要領悪く気の利かない妻が、喧嘩しいしい愚痴を言い合いながらも添い遂げ、今度生まれ変わってくるときはおしどりになろうと約束してこの世を去る。
夫は無事おしどりに生まれ変わったものの、忘れっぽい妻はなんとキツネに生まれ変わってしまう。さて転生再会の果て、腹をすかせた妻がとった行動とは……。
そもそも生まれ変わっても再び出会ってもう一度結ばれたいと互いに願うのだから、二人は相思相愛に違いない。結婚とはつまりは妻が夫を食い尽くすことにほかならない。夫もそれで本望ではないか。『転生』を読みながら私はそういう思いに至った。
ひょっとして私もそう約束してこの世に生まれてきたのだろうか、次もそう約束して生まれ変わってゆくのだろうか、などと自問自答させられた『転生』は、短いながらも読みごたえのある作品です。
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今日から新しいサイクルです。4月3日の満月からこの新月までいつになく私に色々ありました。あなたも何かしら色々あったのでは。何があってもなくても今日はみんな等しく牡羊座の新月です。牡羊座といえばmove moved moving。それはずっと前から聞こえていた声。
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詩がなくても
この世は回る
現実を思い知る
詩のカテゴリーとはそういうもの
無事安心して帰ってきました
また会いましょう
詩のカテゴリーで
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