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2005.08.27

ちひろ美術館・東京

盛夏の頃、ちひろ美術館・東京へ行ってきました。美しい顔をした美しい子供たちの絵にたくさん会ってきました。私が子供のときに見たちひろさんの絵には寂しげで消えゆくような印象がありました。今もその面影はありますが、それより何よりも、ちひろさんの絵には美しい心が描かれていることを今回感じました。なかなか語ろうとしない心。何か語りたがっている心。思うにちひろさんの絵には輪郭がありません。でも見た者の心に輪郭をはっきり残す絵なのだと思います。

この美術館は、ちひろさんが実際に暮らした自宅跡に建てられています。木と人のぬくもりを館内のあちこちに感じるとても平和で親密な空間です。小・中・高校生の入館料は無料。子供であることはいいですね。そうか、私はもう子供ではないんだな、と改めて感じました。

ちひろさんの言葉にもたくさん出会いました。
「ドロンコになって遊んでいる子どもの姿が描けなければ、ほんとうにリアルな絵ではないかもしれない。その点、私の描く子どもは、いつも、夢のようなあまさが、ただようのです。実際、私には、どんなどろだらけの子どもでも、ボロをまとっている子どもでも、夢をもった、美しい子どもに、見えてしまのです。」

この言葉を読んだとき、ちひろさんの絵と心がより近くに感じられ共鳴したように感じました。リアルなものをリアルに描かない伝え方もある。だからこそリアルな心がリアルに伝わることもあるのだろうなと。

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コメント

chiikoさん、こんにちわ!
いわさきちひろさん、やさしい感じがして好きです。
ちひろ美術館に行かれたのですね。
美しい心が描かれていることを感じられたのですね。
ドロンコの子供たち、最近あまり見なくなりましたね。
どろんこ遊びは、手(指)を動かすことによって、
脳に刺激を与えてとてもいいそうです。

投稿: うさうさ | 2005.08.27 10:30

うさうささん、こんにちは!
うさうささんもちひろさんの絵が好きなんですね。
やさしい感じに包まれる絵ですよね。

どろんこ遊び、懐かしいですね。
手先を動かすことで脳を活性化しているんですね。
お料理も日々、脳の活性化になっているのかもしれませんね。

きょうはとても暑い一日でした。
お子さんたちの夏休みもあと少しですね。
こちらでは子供の姿をきょうあまり見かけませんでした。
夏休みの宿題ラストスパートという感じでしょうか。
ではまた!


投稿: chiiko(うさうささんへ) | 2005.08.27 15:22

chiikoさん、こんにちは!

ちひろさんの美術館、東京にあるんですね。
行って見たいリストに、また一つ追加です。

>リアルなものをリアルに描かない伝え方もある

リアルな世界は、それを感じる人それぞれのもの。
作り手も、観る側も、どれだけ世界を膨らまして、
感じられるかが大切なんでしょうね。
そういう点では、絵も歌も、詩も音楽も、皆兄弟。
かな?

ゴーヤーは、なるほど、カレーになら、うまく
使えそうですね。
良薬口に苦しだなぁ・・・と思っている身には朗報です。

投稿: そらみみ | 2005.08.28 17:14

そらみみさん、おはようございます!
ちひろさんの美術館へ行ってきました。
自宅からはちょっと離れた練馬区というところにあります。
安曇野にもちひろさんの美術館はあるので、
私は今度そちらへ行ってみたいと思ってます。

絵も歌も、詩も音楽も、皆兄弟。
ほんとそうですね。
描き方、伝え方、感じ方が人それぞれでいろいろだから
作品は無限に広がりつながっていくでしょうね。

ゴーヤとカレーは合いましたよ。
ふだんはチャンプルーとかワンパターンの食べ方しかしないのですが、今回、カレーに入れてみました。

きょうは週の始まりの月曜日ですね。
よい一日を、よい一週間をお過ごしください。ではまた!

投稿: chiiko(そらみみさんへ) | 2005.08.29 06:30

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