« 炎天下 | トップページ | 獅子座の新月 »

2005.08.04

「リバー・ランズ・スルー・イット」

きのうYahoo!ニュースでブラッド・ピットの比較的いまの写真を見て、むかしのひとに再会したようになつかしく思いました。「今でもピットを愛している」というアニストンの言葉。なんと美しい言葉でしょう。

「リバー・ランズ・スルー・イット」はとても美しい映画です。美しい心、美しい自然、美しい人たち、美しいものを繊細に描いています。美しいものを描いているのに、あるいはだからなのか、見ていると胸がしめつけられ、なんど見ても最後は号泣してしまいます。私はこの映画を見てブラッド・ピットが好きになりました。私は「リバー・ランズ・スルー・イット」のブラッド・ピットがいちばん好きで、いまでも好きです。

リズムという言葉が出てきます。自分のリズム、神のリズム、自然のリズム。みんなリズムを持って日々生きている。それぞれのリズムがある日ある時、触れ合って共振・共鳴することができたとき、「ああ、今日はいい日だ」と心のそこから思えて、再びそれぞれの場所に戻っていく。それは家族であっても恋人であっても、誰であってもそうではないかしら。父のリズム、弟のリズム、兄のリズム、自然のリズムがひとつに溶けあった最後の釣りの場面はほんとうに美しいです。

愛する人を思うとき、私はあなたのために何ができるだろう。あなたを助けたい。私の何をどう差し出せばよいのだろう。助けを受け取る側も、ほんとうは受け取りたくてもなかなか素直に受け取れない。そういう時にも、互いの助けや愛情を感じることはできるし、相手を愛することはできる。というようなメッセージを私は映画から受け取りました。

キャッチ・アンド・リリースという言葉も、私はこの映画ではじめて知りました。愛情というのはキャッチしてリリースすること。それはとても難しいことではあるけれど、それを学び行なうために私たちは生まれてきたのではないかしら、と思う今日この頃の私です。

|

« 炎天下 | トップページ | 獅子座の新月 »

コメント

chiikoさん、こんにちわ!
「今でもピットを愛している」というアニストンの言葉、
ほんと素敵ですね、なかなか言えない言葉かも。
リズム、よく感じますね。
今日はリズムがいい日だなとか、ちょっと悪いかな、とか。
リズムやバランスって、大切ですね。
感覚ってことでしょうか。
キャッチ・アンド・リリース、これも素敵な言葉ですね。

投稿: うさうさ | 2005.08.04 11:03

うさうささん、こんにちは!
「今でもピットを愛している」
私と同じだわと思いました♡
なかなか言えないですよね。
うさうささんもリズムを感じて
日々生活しているようですね。
そうそう、感覚です。
感じることがリズムですよね。
それがまたリズムとなっていく。
きょうも暑いけど、キャッチ・アンド・リリースで
がんばっていきまっしょいという感じでしょうか。
そろそろお昼ですね。
私はもうお昼を食べてしまいました。
素敵な午後をお過ごしください。
ではまた!

投稿: chiiko(うさうささんへ) | 2005.08.04 11:56

こんにちは。
この映画、観ましたよ。
実は、ノーマン・マクリーンの
『マクリーンの川』という本を読んだことが
ありまして、映画を観たとき、この話にストーリー
が似てるなと思ったら、やはり原作でした。
その他ノーマン・マクリーンの本は何冊か読んでいて、
『マクリーンの森』なんかもなかなか渋い本だと思います。
この映画も、故郷・モンタナの自然や山男というか
森林警備隊に対する思いなんかかが、
見事に表現されていたように思います。

今は、少しブームが去ったようですが、
アウトドアのブームの時は盛んに読まれてたように
思います。夏になるとアウトドアの虫が
急に騒ぎだして、どこか知らないところへ
ふら〜と遊びにいきたくなります。
今年はどこへ行こうかな?
どっかお勧めの場所あります?

投稿: face | 2005.08.04 12:36

faceさん、こんにちは!
映画の前に原作を読まれていたんですね。
私はまだ原作を読んだことがありません。
映画のパンフレットには原作の「マクリーンの川」について、
出版と映画化に至る経緯が書かれてあります。
「マクリーンの森」というのもあるんですね。
この夏、読んでみたくなりました。

そういえばfaceさんの興味のあることの1つがアウトドアでしたね。
昨年も素敵な旅行記を書かれていましたね。
私は車もないしあまりアウトドア派ではないので、お勧めできるところは知りません。ごめんなさい。いっそモンタナとかどうでしょう。
美しい森と湖と蝶が飛んでいるところがあれば行ってみたいなと思っています。あと、美しい川もあればいいですね。
旅行に行かれたらまたお話を聞かせてください。

きょうも暑いですね。ではまた!

投稿: chiiko(faceさんへ) | 2005.08.04 13:30

”キャッチ&リリース”
釣りの言葉でよく使われますが、愛、にも同じことが言えるなんて
着眼点が素敵。

返ってくる事を期待して何かを発するわけではないけれど、
愛情の欠片みたいなものでも戻ってくれば、
愛してよかったと思えます。
言葉と愛情のキャッチボール。
人間関係の潤滑油ですね。
家族や友達、恋人にでもあてはまります。
私も観たくなりました。ブラッドピット。

投稿: ちえ | 2005.08.04 23:32

こんばんは、chiikoさん。
この映画は、僕は最初見たときはロバート・レッドフォードが監督をした作品ということでみました。
そして、映画評論家の淀川長治さんがロバート・レッドフォードさんに「あなたによく似ているいい役者さんをみつけましたね。」とニコニコしながら言っていたのを覚えています。
広大な自然のなかでさおを何回もふりながらのフライフィッシングが印象的です。
そして、このときにこの役者はなんていう人なんだろうと思ったのです。
それがブラッド・ピットさんだった。
有名になりましたね。
じゃ、また。

投稿: とろやま太陽 | 2005.08.04 23:53

ちえさん、おはようございます!
キャッチ&リリース。私はこの映画で知って好きになりました。
この映画を観るときには、最後の最後まで注意深く見てみてくださいね。

言葉と愛情のキャッチボール……
ほんとうにそうですね。
キャッチして、リリースして、その繰り返しで循環していくんだと思います。
いまふと思ったんですけど、バレーボールというのはキャッチ&リリースをほぼ同時にしているようなところがありますよね。
きょうもよい一日を。ではまた!

投稿: chiiko(ちえさんへ) | 2005.08.05 06:30

とろやま太陽さん、おはようございます!
とろやま太陽さんも見ているんですね。
私もこの映画を見たのはロバート・レッドフォード監督作品だからでした。
とても彼に似ている俳優が出てくることにも興味を持って見にいきました。
それでスクリーンに映るブラッド・ピットをはじめて見たとき、
これは私の大好きなロバート・レッドフォードだあ、とびっくりしました。
「スティング」とかの頃を思い出しました。それほどよく似てましたよね。
似ているって、彼ら二人に与えられたギフトだったのかもしれませんね。
今ではブラッド・ピットは、ほかの誰でもないブラッド・ピットになっていますよね。

感想どうもありがとうございます。ではまた!

投稿: chiiko(とろやま太陽さんへ) | 2005.08.05 07:12

chiikoさん、こんにちは。
以前フライフィッシングを楽しんでいたころに観ました。
釣果のほうほうは散々で、キャッチできないのでリリースもできませんでした(笑)
釣をやっていた人間にとっては、ライン(糸)がしなやかに舞い輝くところがとても印象的です。
最初原作を読んで感動し、映画化を楽しみにしていた記憶があります。
当時思ったほどにヒットしなくて残念に思いましたが、釣で人生を描いた秀作ですよね。
音楽も美しいし。
DVD、原作本(マクリーンの川)ともに我が家の宝のひとつとなっています。
ブラッドピットの映画では、『セブン・イヤーズ・イン・チベット』もいいですよ。

投稿: uota | 2005.08.14 18:38

uotaさん、こんにちは!
uotaさんもこの映画、ごらんになっているんですね。
それも原作も先に読まれていたんですね。
私はいま原作の「マクリーンの川」を読んでいます。
釣りもキャッチしないことにはリリースできませんよね。
この映画、私は見るたびに感動が深まっていく感じです。
『セブン・イヤーズ・イン・チベット』もいいんですね。
今度、観てみますね。
教えていただきどうもありがとうございます。ではまた!

投稿: chiiko(uotaさんへ) | 2005.08.14 22:54

はじめまして!
こんな時期にコメントしてすみません。
杭州さんのところから来ました。

私もFly Fisherの端くれとしてこの映画には、
深い思い入れがあります。
おっしゃるようにこの映画はリズムが、
大事なキーワードだと思います。
ナチュラリストであるレッドフォードが描く
古き良きモンタナの川の風景は、
とても美しいです。
厳格なお父さんに育てられた、
思慮深い兄と、放蕩ものの弟という設定も、
ありそうな設定です。

しっとりとした、それでいて心に残る
良質な映画ですね。
ジントニックでも飲みながら、
ゆっくりと見たいですね。

投稿: 森の音 | 2005.11.29 21:20

森の音さん、はじめまして。おはようございます!
素敵なお名前ですね。

この映画、人も自然も何もかも美しいですよね。
今夏、久しぶりに見て、あまりに号泣して、思わず書いた記事です。
一度見た映画というのは、日頃、忘れていても、ちゃんと心に残ってくれていますよね。映画っていいですね。

「リバー・ランズ・スルー・イット」のこと、この記事を書いたときのこと、また思い出しました。
訪問&コメントどうもありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。ではまた!

投稿: chiiko(森の音さんへ) | 2005.11.30 07:25

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2405/5303763

この記事へのトラックバック一覧です: 「リバー・ランズ・スルー・イット」:

« 炎天下 | トップページ | 獅子座の新月 »