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2005.04.16

「化粧」

きょうも福眉きれいにかけました。
化粧といえば中島みゆきさんの「化粧」。中島みゆきさんの歌はあまり聴かないけれど、ときどき記憶に残る曲があって、この曲のことも何となくずっと覚えています。自分が出した手紙を返してもらうために、さいごのさいご、きれいに化粧をして逢いにいくという歌。「流れるな涙 心でとまれ 流れるな涙 バスが出るまで」。自分が出した手紙をほかの誰かに読まれるなんて悔しいし、いやですよね。

昔、私も出した手紙の束を返してもらったことがあるというか、返してくれたことがあります。とてもせつない瞬間でした。相手の人はもっとせつなかっただろうけれど。大体において出した手紙はこちらへは返ってこないもの。自分の出した手紙の束の行方がときどき思い出されて気になります。私もいままでにたくさんの手紙やメールやコメントを書いてきました。それらは一体誰のものなのだろう、そんなことも気になります。言葉というのは放ったとたんに、自分のものでも相手のものでもなくなって、誰のものでもないものになるのかもしれません。

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コメント

こんにちは。

ホント、放った言葉は誰のものなのでしょうか。
やっぱり、誰のものでもないのでしょうか。

放ったときは自分の気持ちを率直に表していた言葉も、次の瞬間に心境が変わってしまってさっきの言葉が真実ではなくなる・・ということも多々ありますね。
そういうときに「放った言葉は誰のものでもない」と言われると「ああ、よかった・・」と思います。

手紙を他の誰かに読まれるのがイヤなのは、確かに恥ずかしいということもあるけれど、「もう今はその言葉どおりの心境ではないから」ということもあるような気がします。

やっぱり、言葉の本当の効力は、その言葉を発した瞬間にしかないのかもしれませんね。

投稿: ケララ | 2005.04.16 10:22

ケララさん、こんにちは!
この記事、自分で答えの出ないまま書いたのですが、ケララさんが答えを教えてくれたような気がします。
言葉を発した人の発信者としての責任はもちろんあるでしょうけどね。
その言葉の真の力は、その言葉を発した瞬間にこそあるものなのでしょうね。
放ったときの瞬間の自分の気持ちとか思い、それが言霊となって言葉には記憶されているのだと思います。それが正確に相手に伝わるかどうかは、また別としても。
言葉は難しいですね。日々思います。
言葉を大切にしたいと思います。
どうもありがとう。ではまた!

投稿: chiiko(ケララさんへ) | 2005.04.16 16:30

中島みゆきさんの歌は不思議と心に残りますね。
CDとかを一枚も持っていないのですが、それでも心に残る曲が多く、ぐっとくるものが多い印象があります。
「金八先生」の再放送でみたのですが、彼女の「世情」という歌が今でもずっと心の中に残っています。
言葉は難しいですね。
やはりいろんな意味で気を使います(笑。

投稿: アキラ | 2005.04.16 19:24

アキラさん、こんばんは。
心に残る歌って、ありますよね。
私は特別に中島みゆきさんのファンというわけではないですが、
人生のところどころで、私の記憶とリンクして歌が思い出されます。
アキラさんの言葉はときに鋭く、ときに優しく温かく伝わってきます。
言葉は大切にしたいですね。
どうもありがとうございます。
ではまた。

投稿: chiiko(アキラさんへ) | 2005.04.16 19:38

chiikoさん,こんばんは。

改めて『中島みゆき全歌集』(1986,朝日新聞社)を見直してみました。

「化粧」は,1978年,「世情」や「この空を飛べたら」と同じころの作品なのですね。上の本の「化粧」のページの反対側がみゆきさんのシルエットのプロフィールで,目を閉じて,ほんの少し唇を開きかけ,ほんの少し上向き加減・・・,かなり素敵です。

上の本の「解説」で,やけに深いことが書いてあるなと思ったら,谷川俊太郎氏でした。深くて私に要約などできませんが,中島みゆき論として肝心なところが書かれていると感じました。どこかで見つけられたら,一読の価値ありです。

人のサイトで長々とコメントするのは失礼と思いつつ,もう少しだけ。

みゆきさん,私の半分くらい上の世代です。「時代」がポプコンと世界歌謡祭でグランプリになった後,ヤマハの川上源一氏と一緒にNHKの番組に出ていて,そのときの司会が(chiikoさんは御存知ないと思いますが)名古屋のFMで人気のあった柴田チコさんでした。

内容は忘れましたが,柴田チコ氏の「・・・なんですか?」というような質問に,ぼそっと答えていた化粧っ気のないみゆきさんでした。

15年余り前,一度だけ行ったコンサートでのみゆきさん,とても華やかでした。

投稿: なも | 2005.04.19 02:29

なもさん、おはようございます!
『中島みゆき全歌集』というのがあるんですね。
谷川俊太郎さんの解説もいつか読んでみたいと思います。

中島みゆきさんはいまも昔と変わらず美しいですよね。
まずそれに驚きます。
初めて聴いたのは「時代」です。
私はオールナイトニッポンのDJをときどき聴いていました。
話すとまた感じが変わる方ですよね。
人間が大きい方なのでしょうね。

華やかさとシンプルさ、私も両方持っていたいです。
きょうもよい一日をお過ごしください。
ではまた!

投稿: chiiko(なもさんへ) | 2005.04.19 07:56

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