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2005.02.16

『草之丞の話』

『草之丞の話』 江國香織さん文・飯野和好さん絵。

少年はいろいろなことを経験しながら成長していく。
この絵本は、両親の恋を通した少年・風太郎の成長話。
母は父のことを草之丞さまと呼び、父は母のことをれいこさんと呼ぶ。母は頬をそめ父をうっとり見上げ、父は母を見守り支えている。母と父は時にワルツを踊り、母と父はいつも恋をしている。父といると母はますます天真爛漫になり、母といると父はますますりりしくなる。ふたりは互いにとって、いつもいとしい人。離れていてもいとしい人。いつも一緒にいられないから、いとしい人なのかもしれないけど。
父と母の恋を見て育った子は、恋や愛に対してゆるぎない信頼を持つ人になるだろうな、と私は感じた。その後の風太郎がどういう人とどんな恋をするのか、つづきの話も知りたくなった。

この絵本、絵がうっとりするほど色鮮やかで、恋する色や表情がたくさん散りばめられている。次は『桃子』を読んでみたい。

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コメント

おや、たかやの大好きな江國香織さんの話題。

こんにちは、chiiko さん。

最近は本を読まなくなったけれど、もちろんこの本も読んでいないですけど、好きな作家さんが今でも執筆を続けていてくれるのはとても嬉しいと感じます。

面白かったですか?

chiiko さんのお気に入りのひとつになると、いいなぁ、と、思います。

投稿: たかや | 2005.02.16 22:24

たかやさん、おはようございます!
江國香織さんがお好きなんですね。
私、江國さんの本、実はあまり読んではないのです。
小説1つとエッセイ2つとこの絵本。
多くは読んでないけれど、とても共感できる方です。
この絵本、とてもとてもよかったです。
江國さんの恋愛観のエッセンスのような絵本だと思います。
きょうもよい一日をお過ごしください。
ではまた!

投稿: たかやさんへ | 2005.02.17 07:46

江國さんの本は一時期はまるように読んでいました。最近は読む時間がないのとハードカバーが高くて手が出せず(なかなか文庫にならないんですもん)。

飯野さんの絵は好きです。吉祥寺にある絵本屋さんで個展を開いていたときに足を運び、じーーーーっと。日本の印刷技術はすごいけれど、原画を見るとやはり違うなぁ・・・と思うことしばしば。

投稿: muir | 2005.02.17 11:11

muirさん、こんにちは!
江國さんをたくさん読んでいるんですね。
私は『いくつもの週末』を読んで
あまりに共感するところが多くて
それゆえにあまり読んでいないのです。
これから読んでいこうと思っています。
飯野さんの個展に行かれたことがあるんですね。
私は最近この本で飯野さんの絵と出会いました。
美しい絵ですよね。うっとりです。
私もいつか原画を見てみたいです。
江國さんのこと飯野さんのこと
また教えてくださいね。ではまた!

投稿: muirさんへ | 2005.02.17 16:18

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