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2004.10.10

「詩のボクシング」へ行ってきました

第4回「詩のボクシング」全国大会へきのう行ってきました。最強台風が接近する中、行きはよいよい帰りはこわい、交通機関は大丈夫でしたけれど、帰りは小嵐状態で、駅から自宅まで合羽を着て全速力で走って帰りました。台風の影響もさほどなく私はツイてました!みなさん無事に帰れたでしょうか。

「詩のボクシング」とは特設のリング上で2人が自作の詩を朗読し合い勝敗を競うもので、地方大会のチャンピオン16人がトーナメント方式で対戦します。今年のジャッジは奈良美智さん、立松和平さん、岡本敏子さん、束芋さん、福島泰樹さん、巻上公一さん、松永天馬さんです。

「詩のボクシング」は見るのも行くのも今回が初めてでした。詩は手で書き、目で読むもの、と思っていたのですが、詩はからだで読み、からだで聞くものだと実感しました。からだ全体で心を伝えるって、すばらしいです。からだ全体で心を受け取るって、すばらしいです。心は今を生きている。言葉は今を生きている。詩の力って、すごいです。

決勝戦の林木林さんの「木について詩」、セリザワケイコさんの「ラッシュの詩」、そして2人の即興詩を聞いていると、涙がじわりとあふれ出ました。読む人の心のかたちが見えたような気がして、その心をとても近くに感じることができました。心と心が響き合うってこういうことなんだ、と体験的にわかりました。

ジャッジの岡本敏子さんが優勝した林木林さんに向かって「あなた、すごいわね。全部違うのに、みんなあなたですものね」と言った言葉が印象的でした。林さんはこの日、6つの詩を朗読しました。すべて林さんそのものでした。林さんは感じて考える詩人、頭のいい方だなと思いました。

ジャッジ、レフリー、スタッフの方々、観客のみなさんの心がやさしくて会場全体がほんのり温かかったです。みんな詩を好きな人たちなのだろうなと思いました。来年もぜひ行きたいです。

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コメント

なんと、そんなのがあったのですか!
面白い企画ですね。

 ところで、
 このたび常連コメンテーターとして、バナー貼りました。
 
 では、楽しい連休を。

投稿: Hama | 2004.10.10 08:01

はじめまして、本好きpeopleから来ました。

ボクはFaxでチケットを予約していたのですが、
天候を考えてキャンセルしてしまいました。
案の定、使っている小田急線が全線不通になったり、
近所でがけ崩れがあったり、行かなくて良かったのかもな、
と思っていたのですが、感想を聞くとやっぱり行っておけば・・・
と若干の後悔も否めません。

行っていれば、ボクも初めての観戦だったのですが、
また次ぎの機会を待とうと思います。

ところで参加する詩人の事を朗読ボクサーて言うんですね。

投稿: nobuta | 2004.10.10 09:19

こんにちは。

「詩のボクシング」ってすごい発想ですね。
即興詩が言えるってことは常日頃から
考え抜いている人じゃないと難しいですね。

思いつきでべらべらしゃべることとは全然違うん
ですよね。人間の器の深さを試される
ような気がします。

投稿: 知恵蔵 | 2004.10.10 09:48

( ̄。 ̄)ホーーォ。
行って見たいなぁ。
それって、どこでチケット手に入れるのかなぁ???
今度はいつ???
(*゜.゜)ゞポリポリ

投稿: あんず | 2004.10.10 10:26

そうですね。私たちが気づかないうちに、からだ全体がきっと口や耳の働きもしているのでしょうね。
とっても的を得た観察で、はっと気づかされました。どうもありがとう~。
それと「あなた、すごいわね。全部違うのに、みんなあなたですものね」っていう言葉、すばらしく優しい言葉ですね!
ではまた~。

投稿: zuzu | 2004.10.10 11:19

Hamaさん、こんにちは!
詩のボクシングで優勝した林木林さんは山口県防府市の方で、山口県のことも詩のなかで語っていましたよ。
山口県っていいところですよね。
Hamaさんも楽しい連休をお過ごしください。
では、また!

投稿: chiiko(Hamaさんへ) | 2004.10.10 16:24

nobutaさん、はじめまして!
行きたくても行けない方もいただろうなと思います。
残念でしたね。
私は会場からわりと近い距離なので大丈夫でしたが、
みなさん、いろいろ苦労されたことと思います。
私は幸運にも行くことができたので感謝しています。

私のこの記事では涙があふれ出たとか書いていますが、
とても楽しい時間でした。何度も大笑いしました。とても深い笑いでした。
詩のボクシングは今回だけではないので来年行けるとよいですね。地方大会にも機会があれば行ってみたいと思います。

本好きpeapleの方ですよね。
私も時々本の感想を書いていますのでこれからもよろしくお願いします。では、また!


投稿: chiiko(nobutaさんへ) | 2004.10.10 16:51

知恵蔵さん、どうも!
即興詩ってすごいです。
決勝戦に限って自作の詩と即興詩で戦います。
即興詩のテーマは直前までわかりません。
まさに人間力が試されます。
私だったらとてもとても絶対にできないことです。
では、また!


投稿: chiiko(知恵蔵さんへ) | 2004.10.10 16:55

あんずさん、こんにちは!
興味を持ちましたか。楽しかったですよ。
今度はいつなんだろう。来年です。
記事の最初にリンクしておきましたので詳しくは見てくださいね。チケットはぴあでも買えました。
では、またね!

投稿: chiiko(あんずさんへ) | 2004.10.10 16:59

zuzuさん、こんにちは!
詩のボクシングに行ってほんとうによかったです。
私は今回いろいろな奇跡が重なって行けました。

からだで伝えるものはやっぱりからだで受け取りたいですね。無意識のうちに受け取っていたのだと思います。
岡本敏子さん言葉に私はほんとはっとしました。
すごい、詩人だと思いました。
では、また!

投稿: chiiko(zuzuさんへ) | 2004.10.10 17:10

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» 林木林さん [アンタ・クライネ・ハナモ・ホジール]
最近知った気になる(木になる)詩人、林木林(はやし・きりん)さん。 第4回詩のボクシング全国大会のチャンピオン。 たまたまNHKの放送を見ていて知った。 彼女の詩は本当に面白い。 特に決勝の詩には胸の奥がしゅわーっとした。 優勝も納得。 あくまでも日常の誰にも分かる言葉を使っている。 ユーモアがあって、けれど軽いだけでなく深く残るものがある。 なによりサービス精神がある人だと思った。 人に見せる(聞かせる)ことをすごい意識して作っていると感じた。 それは観客や読者に媚びて..... [続きを読む]

受信: 2005.04.09 21:12

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