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2004.10.31

秋から冬へ

ハロウィーンは秋から冬へ風はこぶ会いにゆけないひとに届けて

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「りんごのにおいと風の国」

朝、雷がすごかったです。きょうはハロウィーン。ハロウィーンという言葉は、松任谷由実さんの「りんごのにおいと風の国」という曲で初めて知りました。「OLIVE」というアルバムに入っています。『ルージュの伝言』の中でユーミンは「アルバムとしては自分で気に入ってないのね」と言っています。ジャケットのほうに凝ったようで「昔の『ヴォーグ』の表紙みたいでしょう」と言っています。私はジャケットも曲も気に入っています。とくにA面の「未来は霧の中に」「青いエアメイル」「最後の春休み」、B面最後の「りんごのにおいと風の国」が好きです。りんごのにおいと風の国ってどこにあるのでしょう。そこではあたたかく優しい風が吹いていそうです。いのこずちに託す願いはせつないです。
   

 「りんごのにおいと風の国」 作詩・作曲松任谷由実
 ハロウィーン
 木枯らしのバスが夕暮れの街を過ぎれば
 うつむいた人々 どれもが似ている顔
 たぶん あなたの愛した
 私はどこにもいないの
 若さが創った美しすぎるまぼろし
    もういけない たずねてゆけない
    わがままなあなたをゆるしそう
  ハロウィーン
  りんごのにおいと風の国へ急ぎます

 ハロウィーン
 いのこずち ひとつ
 くちづけてセーターに投げたの
 言えなかった想いを残らずこめるように
 そして ストーヴの前で
 ぬいだとき気づいて欲しい
 小さなブローチ 短い秋のピリオド
    もういけない たずねてゆけない
    ひたむきなあなたを探しそう
  ハロウィーン
  りんごのにおいと風の国へ急ぎます
  風の国へ急ぎます

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2004.10.30

神無月

十月は神無月。辞書をひくと「日本じゅうの神がみが出雲に集まると言われる」とあります。出雲では神有月と言うそうです。神様というのは心のなかにいると私は思っています。ということは、私のなかの神様も今、出雲にいるということでしょうか。この10月、心がなんとなくざわざわするのはそのせいかもしれません。出雲といえば出雲大社です。ずっとむかしに縁結びのお願いに行ったことがあります。
10月も残すところ2日です。11月になると一気に年末モードになってしまうのでしょうね。なにもかも忙しくなりそうな予感がひしひしとします。のんびりゆったり好きの私としてはちょっと苦手な季節に突入します。もうしばらくは10月のままでいたいです。あと2日。でも、まだ2日ある。大切にしたいなと思います。

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いざよいながら

神無月やさしい顔のおつきさま いざよいながら語るしずかに

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2004.10.29

青山ブックセンターで思ったこと

書店へ行くのは楽しい。何が楽しいって、本との出会いはもちろんのこと、そこに集う人との出会いが楽しい。きのう青山ブックセンター本店へ行った。新しくなってからは2度目。時間帯によって店内の様子がすいぶん違うなと改めて思う。きのうは午後の遅い時刻で、学生や自由業らしき人が多かった。みんな自由で若かった。そこに偶然に居合わせて二度と会うこともない人たちなのに同じ時間と空間を共有している一体感があった。ふだんなら読まない本も手にとってみたくなる。無意識にみんなで影響しあっている感じがした。会話はなくても会話しているような、無言でおしゃべりしているような不思議な感覚。みんなで本を見て読んで感じて、選びあっているようだった。

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沈黙

言わないでも伝わることって
あるのかな あると信じたい
なぜって私には伝わったから
言わないから伝わることって
あるのだなとはじめて知った
沈黙は つよくてやさしいね

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2004.10.28

牡牛座の満月

きょうは牡牛座の満月です。みんなの願いが叶うとよいですね。ひとの心は奥底の深いところでひとつにつながっていると私は思っています。愛しあっている人とはもちろんのこと、そうでない人とも、お互い無関心でいる人ともひとつにつながっている。みんなの共通の願いがひとつあるとしたら、それは生きるということではないでしょうか。
きょうの朝きらめく金星を見ました。オレンジ&ブルーの美しい朝焼けを見ました。光輝く太陽を見ました。見ることができるって、なんて幸せなのだろうと思います。今夜、満月が見られますように。

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2004.10.27

思うこと

私はあなたになりかわることはできません。私はここにいて、あなたはそこにいる。ただそれは紙一重の差なのだと思います。私がそこにいて、あなたがここにいたかもしれない。ここは少し寒いから、そこはもっと寒いだろうと思います。ここの風は少し冷たいから、そこの風はもっと冷たいだろうと思います。ここは少し心細いから、そこはもっと心細いだろうと思います。私にできることは限られていて、何の役にも立てないかもしれないけれど、できることをしていきます。あなたの感じる寒さ、冷たさ、つらさ、心細さを自分のこととして思います。

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2004.10.26

『螢』

きのう永青文庫の記事の中で和敬塾について少し書きました。和敬塾は村上春樹さんの小説『螢』の舞台になったとされる学生寮です。昨晩、久しぶりに読んでみました。

短い小説です。僕と彼女と彼の話です。僕にも彼女にも彼にも名前がついていません。見えない気持ち、伝わらない言葉、2人なのに1人、1人なのに2人、2人なのに3人のような関係、好きと愛するの間のような感情、生と死のまじりあう世界が描かれています。状況と言葉は小説の中で示されるけど、問いだけが残り、答えはわからないまま、物語は始まって終わります。終わっても終わらない物語です。

僕と彼女は、高校時代、彼が一度席を外してしまうと、うまく話すことができなかったけれど、彼が死んでこの世からいなくなり、東京で再会すると、次第に話すことを見つけて、うまくしゃべることができるようになります。でも、結局、彼女は「さよなら」の手紙を残して僕の前から消えていきます。蛍のような一瞬の光の軌跡を闇のなかに残して。

『ノルウェイの森』にはキズキも緑も出てきて、僕と彼女にも名前がつけられます。問いに対する一応の答えも示されます。でも、私は『螢』の世界そのままで好きなのです。小さくてささやかで不完全な世界だけれど、すべてがそこに含まれて完結しているような気がするからです。読むたびにいろいろなことを思います。私の求めているものは、いつも私が手をのばした指のほんの少し先にあります。

私は村上さんの小説のなかで『螢』が一番好きです。なぜ好きなのか自分でもよくわからないし、人にもうまく伝えられないので、今まで記事を書きませんでした。今回書いてみたのですが、やっぱり好きな本のことはうまく書けません。でも、書けてよかったです。好きなものは、どうしたって好きなのだとよくわかりました。

ただいま知恵蔵さんのblogで「あなたの震撼本」企画開催中です。何の本を選ぼうか迷いましたが、この本しかないと自分自身でよくわかったので、トラックバックを送らせていただきます。かつて私を深く揺さぶり、今も揺さぶり続けている本です。

あなたの震撼本

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2004.10.25

永青文庫

永青文庫へ行きました。今、永青文庫では「永青文庫の国宝」展が開催中で、この時期でしかみられない作品も展示されています。印象に残った作品は菱田春草筆「黒き猫」です。紅葉した柏の木の上にいて、こちらだか、あちらだかをじっと見つめる黒猫を描いた作品で、その瞳は薄金色に光っていました。見るもののすべてを見通すような、それでいて見守るような目をしていました。

永青文庫は見晴らしのよい緑豊かな目白台の一画にあって、今の時期は、敷地内にある紅葉前のカエデの緑がさわさわとして美しく、そこにいるだけで心落ち着く空間です。目白通りから和敬塾の横を入り、その脇の緩やかな下り道を歩くと、この建物が見えてきます。さらに建物を出て右へ進むと胸突坂の急な階段があって、ここを駆けおりると神田川沿いの道へと続きます。とても美しい散歩道です。

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2004.10.24

黒き猫

黒き猫 胸突坂でなにを見る わたしの今とみらいとあした

黒き猫 胸突坂でじっと見る わたしの今と過去と未来と

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長崎ちゃんぽん

最近、野菜が高いですね。私も500円のキャベツを目撃しました。キュウリは200円、サラダ菜は300円、レタスは500円、サニーレタスは600円でした。500円のキャベツと100円のキャベツとどちらがおいしいのでしょうか。価格は需要と供給バランスで決まると中学の時に授業で教わりました。早く2つのバランスがとれればいいですね。

私は長崎ちゃんぽんが好きです。家でも月に1回はつくるし、二、三カ月に一度はリンガーハットへ行って長崎ちゃんぽんを食べます。きのうも食べてきました。海の幸、山の幸などの具材がたくさん入って値段は399円。これはお得でおいしいです。心なしかいつもよりキャベツが少なくキヌサヤが多いような気がしましたが、多分気のせいでしょう。野菜をたくさん食べることができて満足しました。このチェーン店は各地にあって、私は今までに福岡、 山口、岡山、兵庫、大阪、神奈川、東京で食べていますが、いまだに本場長崎で本物のちゃんぽんを食べたことがありません。いつか長崎へ行ってちゃんぽんを食べてみたいと思います。

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2004.10.23

詩人・川崎洋さん逝く

詩人・川崎洋さん逝く

ひとは いつか ここからきえてなくなる
かたちをなくして かたちないものになる
みえないもの きこえないもの かたちないものになる
そこにあるものになる うまれるまえそうであったように
かたちをなくして かたちないものになる 

人はいつかこの世から消えてなくなります。人の心に残るものを形として残せたら、それはとても幸せなことでしょうね。川崎洋さんは言葉の種をまき、花を咲かせて、実をみのらせました。

茨木のり子さんは『詩のこころを読む』のなかで川崎さんの詩をとりあげて次のように語ります。
「目にはっきり見えたり、耳に定かに聞こえたりはしないけれど、確かに存在するものに注意を集中するのも詩人の一つの特徴で、見えないものを視、聞こえないものを聴いたりします。
 幻聴や幻覚と紙一重のところで、もう少し冷静に。」
そして、次の詩を紹介しています。

 「言 葉」
演奏を聴いていなくても
人は
♪を耳の奥に甦えらせることができる
言葉にしなくても
一つの考えが
人の心にあるように
むしろ言葉に記すと
世界はとたんに不確かになる

私の「青」
はあなたの「青」なのだろうか?
あなたの「真実」は
私の「真実」?
          ──詩集『祝婚歌』

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2004.10.22

満ちてゆく月ときょうのこと

きのうは台風一過、夕方には青空が、夜には上弦の月が見えました。右ななめ45度にちょっと小首をかしげた半分の月でした。とても低い軌道を渡っていってくれたので今にも手が届きそうな月でした。私が見た時にはすでに満ちてゆく月になっていて、おなかが少し膨らんだような半月でした。私には微笑んでいるように見えました。28日の満月に向けて月はゆっくりと満ちていきます。ムーンウオッチングが楽しみです。

きょうは表参道方面へ出かけます。青山ブックセンターにも行ってみようと思います。新しいABCはどんなふうに変わっているでしょうか。愛しく懐かしい人に会いにいく気分です。「東京するめクラブ」というイベントのことがとても気になっています。
きょうもきれいな青空と夜空が見られますように。

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2004.10.21

方言と言葉について

私は18歳の時にふるさとを出て、関東で暮らしたり関西で暮らしたりして、今は東京で暮らしています。18歳からはいつどこにいても標準語でしゃべってきました。練習したわけではないけれど、自然と標準語をしゃべることができました。でも、ふるさとに帰り同郷の人と話すと、すぐに方言になります。東京にいても同郷の人と話すと、すぐに方言になります。この時は標準語まじりの変な方言になっています。

方言で話す時に思うことは、そして、とくに最近強く思うことは、方言を使っている自分はとても居心地が悪く、ほんとうの自分ではないような気がします。標準語で感じ、思い、考えているのに、口から出る言葉は方言になっている。相手に対して自分がうそをついているようで、自分に対してもうそをついているような気がします。心と言葉が一致していない、ちぐはぐで、ばらばらな感じがします。

詩や文章を書く時に、私は標準語で考えて標準語で書いています。それが一番自然です。子供の頃も今も変わりなく、ずっとそうです。

生まれ育った言葉が方言だとしたら、生来、私に備わっていた言葉はこの日本語なのではないか。自分でも頭のなかの構造がどうなっているのか、よくわかりません。さらにこれに外国語が加わると、よけいにわけがわからなくなります。いつどこにいても自分の内と外とが一致した言葉を使うことができたらいいなと思います。

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半分の月

半分の月はなんでも知っている
いえない気持ち 言いたい言葉
半分の月はなんでも知っている
いえない言葉 言いたい気持ち
半分の月はなんでも知っている
くちからくちへ みみからみみへ
半分の月はなんでも知っている
ほんとうのこと ほんとうのひと
半分の月はなんでも知っている
知っていることをもっと知りたい

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2004.10.20

台風とトム・クルーズとオアゾ

また台風が来ています。今度は「超大型」台風です。

きのうトム・クルーズさんの始球式を見ました。彼の映画は「トップガン」「レインマン」を観ました。隣にいる俳優さんを美しく輝かせる人ですね。ケリー・マクギリス、ダスティン・ホフマン、そしてニコール・キッドマン。人を輝かせることで自分も輝く人です。昨夜は戸田奈津子さんが隣にいました。

丸の内オアゾ丸善本店へ行きました。スイートルームみたいな書店だなと思いました。広くてきれいでサービスもよく、とても居心地よかったです。晴れの本屋さんという感じです。初めて行ったのでどこに何があるかわからず、不思議の国のアリス状態で店内をうろうろしました。買いたいものにたくさん遭遇しました。なかでも未知との遭遇だったのは村上春樹さんの『沈黙』という小冊子と『ペーパースカイ』という雑誌です。『沈黙』は全国学校図書館協議会が出している中学・高校向けの集団読書テキストです。『ペーパースカイ』には春樹さんのインタビュー記事が載っていました。オアゾに行かなかったら出会わなかったので、行ってよかったと思います。

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2004.10.19

『変身』カフカ

カフカの『変身』高橋義孝訳・新潮文庫を読みました。
ある朝、なにか気がかりな夢から目をさますと毒虫になっていたザムザさん。不思議な人です。その衝撃の事実にもかかわらず、冷静に淡々と自分の様子を観察し、仕事のこと、家族やら家計のことを心配します。なのに家族からは疎まれ遠ざけられ、消えてなくなればいいと思われ、最期は腐った林檎を身に抱え、父から受けた古傷を背負って死んでいきます。その時にいたっても「感動と愛情をもって家の人たちのこと」を思い返します。「なにか気がかりな夢」というのが気になります。どんな夢だったのでしょう。一夜の夢のような話です。

家族小説のようだと思いました。ザムザが虫になったことは家族以外にはほとんど知られず、近所の話題に上ることもなかったようです。家族の中だけでこの大問題は深く静かに進行していきます。

家族ってブラックボックスみたいだなと私は思っています。家族にはその家族にしかわからない謎や独自性があります。このカフカ的虫は何の象徴かといわれれば、家族の謎、のようなものではないか。どの家にもカフカ的虫、のようなものはいる、あるいは、ある。家族の絆は容易には切りがたく、それが家族のありがたさでもあるけれど、時にその絆が不自由に感じるときもある。不自由からの解放、真の自由への希求をカフカは描こうとしたのではないでしょうか。

謎が多い作品ですけど、謎は謎のまま楽しめる作品です。カフカは不自由の中で自分らしく自由に生きたいと強く望んだ人なのかもしれません。

さらに私はこんなふうにも考えました。
好きな人がある日突然、毒虫になったらどうしようかなと。
好きにもいろいろあって、普通に好きな人だったら、さりげなく遠ざかるなり、とっとと別れれば済む話ですが、最愛の人なら、そうはいきません。映画「フライ」みたいです。
やっぱり一緒に毒虫になるしかないのかなと思います。最愛の人とならなってもいいかなと思います。でも、何かの拍子にその人(毒虫)が突然、人間に戻ったらどうしよう。そうしたら、私も何とかして人間に戻ればいいだけのこと。
さらにいえば、私が毒虫になったら最愛の人はどうするだろうか。
いろいろと仮想の話が楽しめる作品です。

ただいま知恵蔵さんのblogで「100冊の震撼本」企画開催中です。
私も今回、トラックバックさせていただきました。

100冊の震撼本

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2004.10.18

鎌倉の海

鎌倉へ行きました。鎌倉は三方を山に囲まれ、一方が海に面しています。鎌倉と市外を結ぶ道は7つあって7切通しと呼ばれています。切通しとは山を削り、岩を砕いてつくった人工の道です。きのうは鎌倉から逗子へと抜ける名越切通しを歩きました。距離にすると六、七キロ、2時間ほどのルートです。切り立つ崖に挟まれた山道には草や木が生い茂り、静かでひんやりした風が吹いていました。木立から時おり射す太陽の光が心地よかったです。途中、教恩寺、安国論寺、法性寺などに寄り、見晴らしのよい場所からは鎌倉の海逗子の海を見ることができました。いつも鎌倉へ行く時は海と山とを歩くのですが、今回は海の近くへは行きませんでした。遠くから見る海もいいなと思いました。遠くの海が少しかすんでゆらゆら揺れていました。

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鎌倉のねこ

鎌倉のねこは日だまり山のうえ遠くの海をぽつんと見てた

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2004.10.17

朝日と夕日の見える家

きょうの朝焼けはきれいでした。ピンク&ブルーの地平線にオレンジ色の太陽。きれいにバランスしている色でした。今は青空が広がっています。すべて大丈夫と思わせてくれる大空です。
きのうの夕焼けもきれいでした。夕方、音楽を聴いていてふと気づくと部屋全体が薄赤紫に染まっていました。西側の玄関をあけると空も空気もすべて夕日の色に包まれていました。
我が家には西側の窓がなくてなかなか夕日に出会えないのですが、私を呼んでくれたのかなとうれしくなりました。今の家も好きだけど、いつか朝日と夕日の見える家に住みたいと思います。

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2004.10.16

ものをつくる

私の趣味のひとつにアクセサリーづくりがあります。天然石やシェルのビーズをワイヤーに通してブレスレットやネックレスをつくります。色や形をつなげていく作業はシンプルだけど、とても楽しいです。五感を働かせて、石のひとつひとつとコミュニケーションをとりながら、石をつなげていく。自分をつなげる作業です。
きのう久しぶりにアクセサリーをつくりました。いろいろな事情が重なって4カ月ぐらいつくりませんでした。最初は材料を目の前にしても手が動かなかったけれど、だんだんと感覚が戻ってきて、しだいに夢中になりました。ものをつくるっていいです。気持ちいいです。つくっていると無心になって、言葉もなくなって、でも、ふっと心や言葉がわき上がってきます。セルフヒーリングだなと思います。

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プリンアラモード

金曜の夜にひとりでプリンアラモードもっとスイートほしくなります

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2004.10.15

バランスをする

十月は天秤座のつき
新月は天秤座のつき
太陽と月が 大きなそらと
小さなそらでバランスをする
喜びと幸せがわたしの中で
太陽と月と バランスをする

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星になる朝

なにも言わずにいってしまった
あの声 きもち 星になる朝
この声 こころ 星になる朝
いちばん星のきらめく夜に
なにも言わずにいってしまった
あなたと わたし 星になる朝

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2004.10.14

マスカットの空

サッカー日本代表、オマーンに0対1で勝ちました。アジア1次予選突破おめでとう。今度は最終予選です。2006年W杯への道はまだまだ遠いけれど、だんだん近づいてきました。ドイツへの切符はまだ確約されていないし、行けたとしても今、戦っている選手がすべてピッチに立てるわけではありません。一瞬ごと、一試合ごとの大切さを改めて思います。

きのう試合前、オマーンのマスカットってどんなところなのかなと思ってました。想像もつきませんでした。スポーツナビの「トピックス&コラム」で宇都宮徹壱さんのマスカット日記を見つけました。10月12日10月13日にはサッカーに関連してマスカット、オマーンの国のことが書かれています。 マスカットとは古代アラビア語で「最良の停泊地」という意味、オマーンという国名は「滞在地」が語源だそうです。

マスカットの空はとても青いです。きょうは新月。マスカットの空のように晴れますように。一番星が見られますように。

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2004.10.13

みかんを食べました

ことし初めてのみかんを食べました。早生種の露地みかんです。まだところどころ青く、果皮がきゅっと引きしまった小振りのみかんです。皮をむくと、部屋中に香りが広がります。甘酸っぱくて青々した香り、ほっとします。安らぎます。この香りは100%天然のもの、世界中どこを探してもありません。味はほどよく酸っぱくて甘くって、みずみずしいです。1日3個くらい食べるので秋、冬と季節が進むにつれ肌がだんだん黄色くなっていきます。健康な香り、健康な色。みかんは私にとって健康の源です。

母方の実家はみかんと米の専業農家でしたが、今は母の弟が兼業で細々とつくっています。食べ終わる頃あいで次を送ってくれるのでとてもありがたいです。

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2004.10.12

花の木chiiko風

花の木は 母の木のよう そこにある
はかなくもあり たくましくある
すべてを散らし すべてを咲かす
すべてを捨てて すべてを生かす
紅色ちらし 紅色さかす
紅色すてて 紅色いかす
花の木は 母の木のよう そこにある

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2004.10.11

『質問』田中未知

きのう丸ビルの丸善に立ち寄りました。田中未知さんの『質問』という本に出会いました。文庫本より少し大きくて、かなり分厚い本です。白い表紙と水色の帯のシンプルな装丁が美しく目を引きました。「丸ビルでしか買えない本です」とPOP広告されていました。未知さんって素敵な名前だなと思いました。田中未知さんは私にとって未知なる人で、何の予備知識もなく手にとってみました。ぱらぱらとめくると、1ページに1つずつ、日本語と英語で交互に質問が書かれています。不思議な本です。うまく説明できません。

「人に知られたい秘密をいくつ持っていますか」
「今までに忘れた人は全部で何人いますか」
「待っていてくれた人の名前をすべて思い出せますか」
「同じ夢を見たことのある人を好きになりますか」
こういう質問が365個、並んでいます。
答えられそうで答えられない質問ばかりですが、答えたい質問です。
誰かに聞いてみたい質問ばかりです。
詩集のような本です。広がりのある本です。
とても気になる本だったので買いました。
ゆっくり読んで、ゆっくり考えていきたい本です。

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秋の夕闇

ひとりきり有礼坂を駆けおりる秋の夕闇すれちがうひと

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2004.10.10

「詩のボクシング」へ行ってきました

第4回「詩のボクシング」全国大会へきのう行ってきました。最強台風が接近する中、行きはよいよい帰りはこわい、交通機関は大丈夫でしたけれど、帰りは小嵐状態で、駅から自宅まで合羽を着て全速力で走って帰りました。台風の影響もさほどなく私はツイてました!みなさん無事に帰れたでしょうか。

「詩のボクシング」とは特設のリング上で2人が自作の詩を朗読し合い勝敗を競うもので、地方大会のチャンピオン16人がトーナメント方式で対戦します。今年のジャッジは奈良美智さん、立松和平さん、岡本敏子さん、束芋さん、福島泰樹さん、巻上公一さん、松永天馬さんです。

「詩のボクシング」は見るのも行くのも今回が初めてでした。詩は手で書き、目で読むもの、と思っていたのですが、詩はからだで読み、からだで聞くものだと実感しました。からだ全体で心を伝えるって、すばらしいです。からだ全体で心を受け取るって、すばらしいです。心は今を生きている。言葉は今を生きている。詩の力って、すごいです。

決勝戦の林木林さんの「木について詩」、セリザワケイコさんの「ラッシュの詩」、そして2人の即興詩を聞いていると、涙がじわりとあふれ出ました。読む人の心のかたちが見えたような気がして、その心をとても近くに感じることができました。心と心が響き合うってこういうことなんだ、と体験的にわかりました。

ジャッジの岡本敏子さんが優勝した林木林さんに向かって「あなた、すごいわね。全部違うのに、みんなあなたですものね」と言った言葉が印象的でした。林さんはこの日、6つの詩を朗読しました。すべて林さんそのものでした。林さんは感じて考える詩人、頭のいい方だなと思いました。

ジャッジ、レフリー、スタッフの方々、観客のみなさんの心がやさしくて会場全体がほんのり温かかったです。みんな詩を好きな人たちなのだろうなと思いました。来年もぜひ行きたいです。

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2004.10.09

最強台風

最強台風ってすごい言葉ですね。きのうテレビで言っていましたし、朝刊にもそう書いてありました。「怖い台風」とも言っています。「できれば外出は控えた方がいい」と言っています。大雨でも大嵐でもきょう行きたいところがある人はいるでしょう。問題はきょうの台風です。井上陽水さんの「傘がない」が思い出されます。

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2004.10.08

ページをひらく

夢のなかあなたを書いた本があるページをひらく勇気ください

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勇気ほしくて

夢のなかあなたが書いた本を読む勇気ほしくてまた本を読む

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きのうのこと

部屋のなかテントウムシを見つけました。白い天井にへばりついていました。ここはマンションの4階です。どこをどうしてここまでやってきたのでしょう。大変でしたね、ナナホシテントウさん。私のところに来てくれてどうもありがとう。ここはあなたのいる場所ではありません。今から午後の散歩に行くので一緒に青空を見に行きましょう。

そして、私は散歩に出かけました。青空のもと、たくさんのオレンジ色に出会いました。オレンジは収穫の色。金木犀の花を見つけました。金木犀は遠くにいても香りでわかります。記憶をさそう色と香りです。思い出しそうでなかなか思い出せない記憶とつながっています。
ナナホシテントウさん、私を連れ出してくれて、どうもありがとう。

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2004.10.07

晴れの日

きょうは晴れの日、特別な日。朝から晴れてよかったです。オレンジ色のきれいな朝日に出会いました。きょうはふるさとでお祭りがあります。朝は宮出し、御神酒が振る舞われ、ちらし寿司やら御馳走をつくります。みんなの気持ちが天高く舞う日です。
きょうは晴れの日。空がとても青いです。空はこんなに青いけれど、私はふるさとには帰れなくて、多分一日部屋にいてキーボードをパタパタたたきます。悲しいけれど、これが現実です。いつものケな日だけれど、ふるさとの晴れの日を思って心は天高く舞っていたいです。

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2004.10.06

下弦の月

きょうは下弦の月です。半分の月です。下弦の月は夜中頃に出て、正午頃に沈みます。月が出てから沈むまで、その姿を見ることができます。ありがたい月です。昼間の月は可憐だなと思います。ひっそりと空にいます。見る人には見える月、見ない人には見えない月です。きょうは快晴。太陽は南中し、月は西行します。青い空を渡ってゆく太陽と月の姿は儚くも楽しそう。いつまでも見ていたいです。
映画「下弦の月~ラスト・クォーター~」が10月9日公開されます。
半分の月は私にとってメインテーマなのでとても気になる映画です。きょうの月は19年に1度の特別な月のようです。

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2004.10.05

きっと晴れてる

目覚めたら 静かな寝息 雨の音 夢の天気はきっと晴れてる

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2004.10.04

『地味めしダイエット』

秋は食欲の秋です。今夜の夕食はイワシの焼き物と豚汁とキュウリの浅漬けでした。地味食ですけど、ご飯がどこまでもすすみます。お茶碗2杯はかるく食べてしまいます。体重もあっという間に1キロ、2キロ増えてしまいます。ダイエットの基本は、食べ過ぎない・飲み過ぎない・適度な運動・ストレスをためないことだと思います。ダイエットは一日にしてならず、楽しく気長にするのが一番です。

白米に玄米をまぜて炊いています。圧力鍋で炊くのが一番おいしいのでしょうが、私は手軽にすませたいので、プチ発芽玄米方式にしています。玄米を軽く洗って容器に入れ、ひたひたに水をひたして半日から一日冷蔵庫で保存します。わが家では白米3合・玄米2合・水6合の割合にして、普通の炊飯器で炊いています。玄米のぷちぷちつぶつぶした触感と白米のおいしさが味わえます。

これは横森理香さんの『地味めしダイエット』を参考にしました。この本には「シンプルで力強く、美味しくて、お肌の調子も体調もよくなり、お金もかからない」方法が書かれています。私はいいとこどりをして、自分でもできそうだなと思う方法だけを取り入れています。

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2004.10.03

「がんばっていきまっしょい」

「がんばっていきまっしょい」(1998年)はとても好きな映画です。
1976年から1977年の四国の伊予東高校女子ボート部を舞台にした青春映画です。原作は敷村良子さんの同名の小説『がんばっていきまっしょい』です。

この伊予東高校では体育の授業や文化祭、部活動の時などに生徒同士で「がんばっていきまっしょい」とかけ声をかけます。
生徒の一人が「ひがしこー、がんばっていきまっしょい!」と言い
ほかの生徒が「ショイ!」と言います。
誰かに言われる「がんばれ」ではなく、
みんなで言う「がんばろう」、自分で言う「がんばろう」です。
がんばりたくない人は言わなくてもよいのです。
がんばりたい人が言えばよいのです。
とても自由な「がんばっていきまっしょい」です。

「がんばっていきまっしょい」は魔法の言葉だなと思います。
敷村良子さんはこのかけ声について
「固くなった心がほぐれ、肩の力がすっと抜ける。疲れた心が癒えていく。そして、目線を上げて歩きたくなる」と言っています。
私もこの言葉が好きで、「がんばっていきまっしょい」と時々自分に言っています。

この映画は淡くほろ苦い恋物語でもあります。
高校時代の恋は実らない恋がほとんどで、実ったとしてもどこかに消えていきます。せつない想いだけがぐるぐるかけめぐって、ちょっとしたことで傷つけたり傷つけられたりします。過ぎてしまえばみな美しい。この映画は私にとって大切なノスタルジー映画です。

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2004.10.02

すばらしい一日

秋日和、午後からブタ公園に出かけました。ゆっくりと歩いて光と緑の沐浴を楽しみました。きょうはとても気持ちのよい一日でした。
イチロー選手が新記録を達成する瞬間を見ることもできました。
試合直後のインタビューで「ちっちゃいことを重ねることがとんでもないことに行くただ一つの道だと感じている」と言っていたのが印象に残りました。
もう1つ、愛犬のイッキュウは「一弓」と書くと知って、これもいいなと思いました。弓子さんは幸せな女性ですね。
257安打を打ったジョージ・シスラー選手もすばらしい人だったと知りました。シスラー選手がこの世を去った7カ月後にイチロー選手は生まれました。野球という不思議な縁で結ばれているのだろうなと感じました。(The Official Web site of George Sisler

2004年10月2日はすばらしい一日となりました。
いつまでも覚えておこうと思います。

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ひかりのような

朝の空
東に太陽
月は西
ひかりのような
声で呼び合う

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中日、優勝おめでとう

中日、セリーグ優勝おめでとう。
試合に負けても優勝する。オレ流の勝ち方ですね。
落合監督、劇やせしていますね。ベンチで悠然と座っているように見えても心労は相当なものだったと思います。

落合監督は選手に「頑張れ」とは言わないそうです。
これは現役時代のチームメイトに対してもそうだったらしく、ピンチにある選手に対して伝えるのは「頑張れ」でなく、今の状況はこうだから今はこうすべきという適切・的確なアドバイス。
「頑張れ」の一言が欲しい場合もあるだろうけれど、ただ「頑張れ」だけでは何をどう頑張ればよいのかわかりません。

私も今まで何人かの上司や同僚と出会ってきました。困った時に的確なアドバイスを一言ぽーんと言ってくれる人が信頼のおける上司や同僚でした。落合監督を見ていて、かつてお世話になった人たちのことを思い出しました。人と一緒に働くのはいろいろ苦労もあったけれど、楽しいことも多かったです。最近の私はずっとひとりで仕事をしているので、いつかまた誰かと一緒に働いてみたいです。

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2004.10.01

9月に買った雑誌

きょうから10月です。月が新しくなるのは気持ちよいです。カレンダーをめくる瞬間が好きです。気が早い私はたいていフライングして前の日の晩にめくります。昨夜も早々とめくって10月にしておきました。
9月はとても長かったです。いつまでも続いてもう終わらないような気がしていました。今、9月を振り返ることができてほっとしています。

9月に買った雑誌は『Arne⑨』と『IN★POCKET』9月号です。

『Arne⑨』でよいなと思った記事は
彫刻家舟越保武さんの『大きな時計』すえもりブックス刊)から掲載された「顔のうらおもて」というエッセイです。
「人は相手の顔を見ているとき、前面の顔だけをみているのではないのだ」「実は、相手の頭部全体を感じているのだ」「だから顔には、本当は裏も表もなく、頭部なのだ。だから後頭部も顔の一部と考えるべきだ」というふうなことを書いている文章です。
大橋歩さんの心あたたまる紹介文が添えられています。舟越保武さんの彫刻を見てみたいと思ったし、『大きな時計』も読んでみたいと思いました。

『IN★POCKET』9月号でよいなと思った記事は
川本三郎氏の「新しい風が吹いてきた頃」というエッセイです。
川本さんと春樹さんのつき合いは春樹さんの小説家デビューから始まったと私は思っていたのですが、実は国分寺のピーター・キャット時代からマスターと客という間柄で知っていたというのです。
「このマスターは無口で、いつも店の隅のほうでペーパーバックを読んでいた」と当時のことを述懐しています。
縁のある人とは、本当に出会う前に既にどこかですれ違ったり同じ空間にいたりするものなのでしょう。

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群青の九月

群青の九月さいごの夜の空 真っ白い月まるく微笑む

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さよならを言う

群青の夜空に白いお月さま九月の君にさよならを言う

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