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2004.09.11

猫のこと

 猫の寿命が延びて9.9歳になったと新聞に載ってました。猫の人生って案外短いのですね。ただしこれはイエネコの寿命なのでノラネコの寿命はもっと短いと思われます。猫の1日は私たちの1週間ぐらいということでしょうか。そう思うと猫の1日は果てしなく長いのです。

 一番思い出深い猫は「ニャゴ」という名前の元イエネコのノラネコで、初めて出会ったときにはまだ子猫で、首輪をつけていました。成長するにつれ首輪がきつくなり苦しそうだったので、夫が首輪をほどき、野に放ち、晴れてノラネコにしたという思い出の猫です。私たちの住むアパート近辺で暮らしていて、一日に一度は必ず顔を見せてくれました。
 ニャゴとのつき合いは短く1年ちょっとでした。大晦日の朝、近所のごみ捨て場で冷たく横になっているのを私が発見しました。本当は市に電話するなりして引き取ってもらうべきだったでしょうが、大晦日ということもあり、夫の帰宅を待って夜、近くの河原へ行って埋めました。あと一日生きていればお正月を迎えられたのに、なんだかニャゴらしいなと思いました。今でも1年に1度は昔住んでいた場所を再訪し、ニャゴが眠るあたりを見に行きます。

 ニャゴと出会うまで私は猫があまり好きではありませんでした。まずニャゴを好きになり猫が好きになっていきました。そして、ニャゴが私のもとを去ってから猫がますます好きになっていきました。とても感謝しています。私からすれば1年のつき合いもニャゴにとっては人生の大部分でした。長い間そばにいてくれてどうもありがとう。もうこの世にはいないけれども、いつもすぐそばにいるような感じがします。守り神のような猫です。

 猫の写真集は何冊か持っています。
 『Kittens in Japan 子猫の日本めぐり』住田篤起著(講談社インターナショナル)が一番気にいっています。かわいい子猫が日本各地を旅して、伝統文化、芸能、食べ物、人と出会います。子猫による日本案内記です。美しい日本の風景と、子猫のひたむきできょとんとした瞳が印象的です。子猫の姿は眺めているだけで心なごみます。演技じゃなく素のままでいて、生き生き生きています。

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コメント

猫って、
接してみて、初めてその可愛さが
わかりますよね。

 遠くから見てると、 
 怖いだけですが・・。

 ゴロニャン ~(=^・・^)ヾ(^^ )ヨシヨシ

投稿: Hama | 2004.09.11 11:40

Hamaさん、こんにちは!
私は一匹の好きな猫と出会って初めて猫のことが本当に好きになりました。
結構怖い猫もいますね。
猫も猫それぞれということですね。では、また~

投稿: chiiko(Hamaさんへ) | 2004.09.11 16:58

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