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2004.07.07

いまも覚えているよ

夏の緑の風吹く公園で
石のテーブルを囲んで
ふたりの詩人とふたりの小説家
そしてひとりの哲学者
みんな夢みる人だった
たわいなく話した後でふと黙り込む
みんなそれぞれ生きてきて
みんなそこに居合わせて
言葉にできないものを共有した
いつかここを立ち去っても
こころさえなくさなければ
いつでも書くことができる
沈黙という言葉で教えあった
あの夏の日のことを
みんなは覚えているかな
覚えていたらどうもありがとう
覚えていなくてもどうもありがとう
わたしはいまも覚えているよ

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コメント

おはようございます。chiikoさん
この詩、ある夏の情景がとてもよく感じられますね。
高原にいるような鮮やかな光りと影のコントラストに、額をなでていく涼やかな風が吹いているようです。
いつも思うのですが、chiikoさんの書く詩は、とても親近感を感じます。でもこれは、ちょっぴり切ないようなノスタルジックな詩ですね。
昨日は風もなく真夏のような猛暑でしたが、今日は少し風が吹いていて過ごしやすそうです。
それでは・・・

投稿: runa | 2004.07.08 09:06

runaさん、こんにちは。
これはもうはるか昔の夏の日の光景です。
そして書いたのもはるか昔の夏の日なのですが、
今回ごそごそと引っ張り出してきて書き直してみました。
だから、この詩の中にはいろいろな私がいます。
親近感を感じていただいてありがとう。

今日こちらはとても暑いです。
runaさんのところは心地よく過ごせたでしょうか。
お体に気をつけてね。では、また!

投稿: chiiko(runaさんへ) | 2004.07.08 15:41

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