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2004.06.10

小さき者を想う日

小さいけれども、大きいもの
大きいけれども、小さいもの
きょうは小さき者を想う日です。

『小さき者へ』有島武郎著・新潮文庫
昨夜「小さなもの」という詩を書いたら、その後『小さき者へ』がふと思い出されて読んでみました。妻を亡くし今、新しく芸術に生きようとする作家の覚悟と、残された三人の我が子(小さき者)の未来へ託す想いが綴られた短編です。
「小さなことが小さなことでない。大きなことが大きなことでない。それは心一つだ」
「行け。勇んで。小さき者よ」という文章が心に残りました。
有島武郎氏はとてもセンチメンタルでニヒルでヒューマンな人だなと思いました。雨の降る夜の読書は深く心に言葉がしみわたります。

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コメント

小さな手
大切な手の握るもの
未来を刻む一本の線


有島武郎の記念館へいったことを思い出しました。ずいぶん前ですが、北海道を車で走っていて立ち寄ったのです。広大な農場を持つ地主の家に生まれて、じぶんの代に農地解放をした人でしたよね。それでものこされた農場は広くて羊がたくさんいたおぼえがある。中学の教科書にのっていた「生まれいづる悩み」がなぜか記憶に強くのこっていて、モデルとなった若い画家の書いた絵が飾ってあったので「ああ、これかあ」なんて思って見てきました。

投稿: ひかりごけ | 2004.06.12 21:37

こんにちは。私も「生まれいづる悩み」は教科書で読んでとても印象に残っています。でも、有島武郎についてはあまり知らなくて、今頃になって読み返しています。
北海道には記念館があってそういう絵が飾ってあるのですね。
私、北海道へはまだ一度も行ったことがないので、いつか行く日があれば訪れてみたいと思います。

小さな手に刻まれた未来を刻む線、大切にしたいですね。
どうもありがとうございます。では、また。


投稿: chiiko(ひかりごけさんへ) | 2004.06.12 23:41

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