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2004.05.25

「ファンダンゴ」

最後に映画館に行ったのはいつのことだろう。最近の映画鑑賞はほとんどがレンタルで、それにしても1カ月に一、二本見る程度の情けない映画ファンです。こんな私ですが、かつて映画ととても親密に過ごした時期があります。今となっては昔語りのようなことではありますが、やはり私にとって映画は大切な思い出なので、記憶に残る映画について少しずつ書いていこうと思います。

「ファンダンゴ」(1985年)
ケビン・コスナーを初めてスクリーンで見たのは「アンタッチャブル」(1987年)。公開直後の大混雑の中、週末の新宿で見たと記憶してます。もう一目ぼれ。当時はグレゴリー・ペックとかゲーリー・クーパーの再来とかいってみんな騒いでいました。アルマーニのスリーピースがよく似合う正統派二枚目。以降「ボディガード」(1992年)までほとんど映画館で見ていますが、それを最後に急速に彼は私の中で吸引力を失い、今では特にファンと言うほどのファンではありません。

で、「ファンダンゴ」です。「アンタッチャブル」を見た直後、ビデオで見ました。
ベトナム戦争のさなか大学を卒業してゆく5人の若者の最後の旅、から騒ぎ(ファンダンゴ)を描いた作品です。笑いあり涙あり、青春の終わりゆく哀しさと切なさが漂っています。ケビン・コスナー主演作としてはマイベストスリーに入ります。墓地での花火の場面、パラシュート学校の場面などが特に印象に残っています。そして何より一番好きな場面は、主人公ガードナー(ケビン)が、今は男友達の花嫁であるかつての恋人デビーと踊る最後のファンダンゴダンス。ケビン・コスナー無名時代のマイナーな作品ですが、それだけに彼のワイルドな魅力が出ていると思います。
「ファンダンゴ」を見たのは一度きりで、もう随分前のことですが、時々ふとした瞬間に映画「ファンダンゴ」が心をよぎります。例えば新しい人と出会ったとき、新しい出来事に遭遇したとき。なぜなのか自分でも不思議ですけど、モラトリアムな時代の懐かしい思い出とどこかでリンクしているのでしょう。

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