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2004.04.27

『かんたん短歌の作り方』

『かんたん短歌の作り方』 枡野浩一著・筑摩書房

日曜の夕方はなぜか図書館に足が向かいます。道を渡って徒歩1分。この本に出会いました。かんたん短歌の作り方が、ほんとうに「過剰なほど親切に」書いてありました。
先週出会った『そうだ、村上さんに聞いてみよう』 (村上春樹著)と同様、この本にも私の知りたい答えがちゃんと書かれてありました。短歌入門書として読むというより枡野さんのエッセーを読んでいる感じ。
枡野さんの考え方、生き方がじわじわと伝わってきます。
明るく軽くおもしろい本です。そして奥深い本でもありました。

この本を読んで私が深くうなずいたのは次の3点です。
1、かんたん短歌のルールはとてもシンプルなんだけど、かんたん短歌をつくるのはとても難しい!
2、嘘をついてでもおもしろく書く!(伝えたい部分は本当のことを書いて、それを読者にうまく伝えるために積極的に嘘を利用する。)
3、かんたん短歌の最終的な目的は、ことだま(言霊)の力で自分自身を救うことにある!
3番目の「ことだま(言霊)の力で自分自身を救うこと」、これに私、一番深くうなずきました。
私が日ごろ目指していることと、なんだか同じことを目指している方なのだなと思いました。できた作品は随分と違っていますが。
私も言葉の力で自分自身を救いたいと思っています。私の場合、道なかば、ゴールはまだまだ遠いんだけど。

短歌をつくるって、気持ちいいです。(つくり始めて1カ月足らず、数えてみたらまだ15首しかつくっていません)
つくった短歌を読み直してみると、自分で自分の気持ちにどきりとすることがよくあります。自分のことって知っているようでいて、実はなんにも知らないんだなと。
自分自身を見て、知って、「私はこんな人間です」と他人に向かって主張していくのは勇気のいることだけど、それは私にとって大切なことなのだと思います。

こんなふうにいろいろ気づかせてくれた本となりました。
知りたい答えというのは思わぬところで出会えるものですね。

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